あらすじ
修道院にて生活する伯爵令嬢のエステラに父親が突然「契約王妃」の話を持ってきた! とある時期だけどうしても王妃が必要なのに“猜疑王”といわれる国王・ヴィクリスは、美形で有能だが片っ端から人を疑い、結婚・離婚を繰り返す“こじらせ男子”! 早速、数百枚の婚前契約書が渡されたエステラだが、とある罪を浄化したい彼女はとことん信心深い性格で──!?
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Posted by ブクログ
とある事情で修道院にて生活する伯爵令嬢のエステラは、父親の意向のもと、半年間「契約王妃」になることに。相手である国王・ヴィクリスは、美形で有能だが片っ端から人を疑い、結婚・離婚を繰り返す拗らせっぷりで「猜疑王」と呼ばれている。
婚前契約書数百枚とか、なかなかぶっ飛んだ話だけど、エステラが割と真っ直ぐ受け止めて前向きに捉えているので悲壮感はほとんどない。拗れた王と斜め上の王妃に突っ込むヴィクリスの右腕・ルパートと、癖強めのエステラの侍女の存在もあって、賑やかに楽しめた。
Posted by ブクログ
幼い頃修道院に放り込んだ父親が、ふいに現れた。
曰く、半年だけ王妃になってほしい、との事。
一体何故彼女は父親に修道院に放り込まれたのか。
それも半分ほど読んでいけば分かります。
そんな理由の彼女も、10年かかればこんな女性に…。
院長と父親の指の数の単位が知りたいものです。
天然ボケと、別方向で天然ボケの二人の結婚。
やる事なす事突っ込みやすいものがあって
いやそっちじゃない! と言いたい箇所ばかり。
なかなか面白いものがありました。
しかしベッドの間の仕切りは、掛布団も含めて?
それだと寝にくいような気がするのですが。
言葉遣いに違和感
物語はまあまあ面白かったです。ヴィクリスとルパートの掛け合いも楽しくて、チョイ悪情報屋のジャックもいいキャラクターですね。子供の頃好きだったアニメを思い出しました。
ただエステラの取って付けたような御令嬢言葉の違和感が強すぎて...。『ありがとうございますわ』って合ってます?
性格とかは好みのタイプのヒロインなんだけどなぁ。それだけがちょっと残念。