あらすじ
都会から出戻った大樹は実家でレンコン作りを学び始めたばかり。
姉の夫であり幼なじみの豪を思いながらトラックの中で耽る自慰を、自己嫌悪しながらも止められずにいる。
そんな秘め事を見ていたのは、農家の若手支援のため東京から出向してきたという男・岩清水。
そのやさしい顔に似合わない強引さで、大樹の体は翻弄されてしまう。岩清水の存在は、しだいに大樹の心にも変化をもたらして――。
◆収録内容◆
「どうせ掘るなら深い穴。」全7話
単行本収録描き下ろし
電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すごかったです。成年誌界からきた黒船さすがでした。だれも見たことのない農業BL素晴らしかった。エロはもぅさすがの成年誌なのでエロに次ぐエロでとてもエロかった。受けの大樹が悩み抱え込んでぐるぐるしちゃう子でかわいかったです。
姉の旦那で幼なじみにずっと片思いしてて家を離れて1度は東京で就職したものの出戻って実家のレンコン作りを始めたものの、家族のこと、仕事のこと、いろんな面でメンタル結構きちゃうのがほんとかわいかった。
そんな悩みを1発解決エロになだれ込んで発散させてくれる岩清水。エロだけじゃない。ちゃんと包容力もある年上攻め(笑)
面白かったです。
良かった
すごいおもしろかったです。
大樹の気持ちとかもすごくよく描かれてて切ない気持ちもよく伝わってきまさした。
でも、岩清水さんの人柄にすごく救われたんじゃないかなって思います。
お姉さんも理解ある人だったし。
何より2人が幸せなら良かったです。
エロもストーリーも良し
この家庭環境では心も下半身も辛いだろう大樹。だからこそあっけらかんとした大胆不敵な岩清水の様な男がピッタリと合う。そして彼の存在が大樹も家族も幸せにしてくれて…。濡れ場も多いが温かさを感じる素敵なお話だった。
番外編もあり。
あたたく、そしてエロい
タイトルはちょっとギャグっぽく感じられたが内容はいたって真面目でハートフル、そしてエロはエロい。ゲイであることを周囲に隠し、幼馴染で親友である男への恋心も必死でかくし、なんとかレンコン農家としてがんばっていこうとしている主人公(受)の前に現れたちょっと強引なゲイの攻め。強引な攻めに受けがほだされ落とされる話が大好きなので、そういった意味でも楽しめたし、主人公が片思いしていた親友とか、主人公のお姉ちゃんもいい人で、全体的に愛にあふれたいいお話だった。エロもだしおしみなくエロくてよい。単行本書きおろしの短編も切なくかつエロもちゃんとあってよかった。
Posted by ブクログ
題名からエロいだけかと思いきや、義兄になった親友への恋心をたちきれない大樹、大樹の姉も親友も新恋人も皆、皆を思いやる良い人でホロリとさせられました。
自分がゲイだってことを家族にも親友にも誰にも言えなくて、
一人で抱えて苦しみ、悶々と悩む大樹の姿が辛くて可哀想でしたが、
お気楽に見えるけれど結構ちゃんとしてる岩清水さんと出会って、
ようやくホッと一息つける場所を見つけられた大樹に幸あれです。
Posted by ブクログ
農業系お仕事漫画的に読めた。家族ものとしても。受けの周囲の人間関係に質感がある。体をかなりエロく描かれる方なので読み応えもあったのだけど、メガネ公務員攻めが微妙に受け付けずBLとしては楽しめなかった。ただこれは好みの問題なのでお話としては面白かった。あとがきで触れていたビッチなにいちゃんとショタのカップルとやらが気になる。
Posted by ブクログ
田舎での農業のやり取りあり、BLあり。
ゲイな主人公は、想いを寄せていた親友が姉と結婚する。そんな状況で出会った攻めと関係を持つようになり、そのままハピエンフィニッシュ。
絵が独特だけど、そのタッチがむしろエロくて行為シーンだけでなく、キスシーンですら18禁を感じるような艶めかしさ。りーるー先生といえば、おじ受け・おじ攻めが上手な印象だが、この攻めも若干おじっぽかった。デビュー作でもりーるー先生のエロスが際立っていて楽しめる1冊だった。
リアルよりのお話
自分のセクシャリティを隠して生きる、リアルな成人男性ってこんな感じなのかなって思える作品でした。ツボをついた萌えというよりは、周りの人に隠していた受けの内側が攻めに暴かれていく様が可愛らしかったです。
ずっと好きな幼なじみが、すぐそばにいるのに絶対に手が出せない・気持ちを伝えることができないという状態なのはツラいですね。でも諦められず、想っている大樹の前に現れたのが岩清水。あっという間に手を出され、虜にされちゃってます。