【感想・ネタバレ】大長編ドラえもん7 のび太と鉄人兵団のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年01月08日

頭脳に「競争本能」をうえつけたのが悪かったのか。
他人よりも少しでもすぐれた者になろうという心だよ。
みんなが競い合えば、それにつれて社会も発展していく。ただし、ひとつまちがえると……、
自分の利益のためには他人をおしのけてもという……、
弱い者をふみつけにして強い者だけが栄える、弱肉強食の世界にな...続きを読むる。
わしの目ざした天国とはほど遠いものだ。

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購入済み

人とロボット

2020年02月13日

人とロボットの関係というのは大長編ドラえもんにおいて普遍的テーマだと思います。AI技術が発達し、この作品に登場するようなロボットたちが現実味を帯びてきた現代においてとても考えさせられるなぁと思いました。個人的に、リルルは大長編シリーズで一番好きなキャラクターです。ラストシーンは何度読んでもぐっときま...続きを読むす。

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Posted by ブクログ 2015年10月20日

他の方が大変有意義なレビューを書いていますので詳しくは書きませんが、子供の頃見たこの本や映画版で、20年後に再読してまさか涙を流すとは思いませんでした。

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Posted by ブクログ 2015年03月04日

ガンダム系(って言っていいのかよく分からんのですけど)に対するパロディなんじゃないかと昔から思ってます。そんな意味ありげに描かなくても、こんな感じでもいけるでしょう?という軽やかさ。劇画・オバQみたいなもんです。ということは置いておくと好きなシーンはリルルさん消滅なんですけど、泣く二人の手前で博士に...続きを読む射す陰…あの描写だけで、彼が背負ったものの大きさってのがドーンときますよね。そしてオヤジ蚊と子鹿。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年04月07日

「新・のび太の大魔境」の映画CMを観ていたら何となく物悲しい気持ちになり、自分の思い出のドラに浸りたくなって唐突に買ってきました。私はドラえもんは原作派だったのですが、既読の大長編の中ではこれが一番好きです。もーう…咽び泣きました。リルルに襲われながらも彼女を見捨てられないしずかちゃんに、「いくじな...続きを読むし」と言われながらもリルルを撃てないのび太に、自身の感情に戸惑いながら地球侵略中止を進言するリルルに、後半はもう延々と泣いてました。子供が読んでも面白いけど、大人が読む方が胸に迫るものがあると思います。
ところで、大長編の敵の中では鉄人兵団(中でも総司令)が私一番怖くてですね…。夢に出そうだったなあ。やっぱりロボットだし、表情が出ないからですかね。

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Posted by ブクログ 2013年12月31日

映画でも観たことのある作品の1つ。
やはり大人になって読むと、示唆に富む名言があちらこちらに鏤められている。

「みんなが競い合えば、それにつれて社会も発展していく。ただし、ひとつ間違えると…、自分の利益のためには他人をおしのけてもという…、弱い者をふみつけにして強い者だけが栄える、弱肉強食の世界に...続きを読むなる」(p194)

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Posted by ブクログ 2012年08月24日

初めに書いておくが、以下は決して批判ではない。わたしがこの作品から受けた圧倒的な感動も、作家の偉大さも、最早傷一つつけられるものではない。
 
大人になってから再読しての印象は、「小さい」ということと「速い」ということである。前者がどういうことかといえば、ザンダクロスの部品が落ちてくる場面や、氷原を...続きを読む探索して熊をかわすリルルなどに対して、重量感、先入観としての寒さといった臨場感が得られず、少々呆気にとられてしまった。藤子氏は同様の絵柄で大人の鑑賞に足る作品をいくつも作ってきた人であるので、それが描けないはずがない。つまり、明らかに、子供向けの味付けをしていたのだ。その点で素朴に衝撃を受けた。
 
次に後者であるが、展開/転回がとにかく早い。考えに浸るための時間(マンガ表現では空間量)というものが、ほとんどないどころか、むしろ半ば無理くりに切り詰められている。制限された紙面によくこれほどの転回数を折り込んだものだと驚いた。長編作品で子どもの注意を引くというのはかくのような仕事でもって成り立つのだろう。(子どもの頃の私はそれでも何度も途中でうたた寝してしまったものだ。)
 
射撃の名手であるのび太がリルルに対して銃口を向けたシーンは、最早手垢のついたような展開であるにもかかわらず、猛烈な迫力でわたしの心臓を鷲掴みにした。静香がリルルに一旦は激昂するものの、戻ってくる場面なども、自分がため息をつくことでそれまで緊張し続けていたことに気づくほどだった。とても斜に構えて笑えるようなものではない。藤子氏の手腕がなせる業である。
 
今回発見したのは、子どもの頃のわたしは圧倒的な数量差のある鉄人兵団の布陣に全く絶望しなかったということであり、大人になってなおわたしは恐怖感を味わうことがなかった。ドラえもんで恐怖を味わったのは、仲間がいなくなってしまうこと(竜の騎士のスネ夫、ドラビアンナイトでの静香、ブリキの迷宮のドラえもん)と、家族が敵によって魔物に変えられてしまったこと(西遊記)、幽霊的な敵(メデューサ、ツチダマ)などであって、機械に対する恐怖感の王道は<人心を解さない>ということだが、そういう要素は無かった。
 
この作品をある秘密道具で決着させたことを藤子氏は悔いていたそうだが、自我を得た一アンドロイドが長い葛藤の末に到った結論としてこれほど胸を打つエンディングはそうそう無いのではないか。それを間近で見た者の心中はいかほどのものであったか。

終盤の彼女のセリフはどこまでも美しい。

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Posted by ブクログ 2010年10月24日

幼稚園のころよりロボット大好き人間だった僕は、この『鉄人兵団』も大好きでした。同時に、リアルなロボットたちと容赦ない攻撃の数々、怖すぎでした。でもって、リルルのセクシーなシーンが多くてドキドキでした。鏡面世界にも憧れたものです。

最後のリルルとしずかちゃんのお別れのシーンは、映画ドラえもんの中で...続きを読むも、最も感動的なシーンのひとつです。今も語り継がれていますよね。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

これはロボットとロボットの大戦争です。そして、少女リルルに出会った。いい人と思ったのにリルルが悪い人です。でも、最後友達の友情を感動されて、皆を救うために、身を犠牲にした。ちょっと悲しいと思う。これはロボットのことちょっとびっくりです。最初、リルルは人間と思ったのに正体はロボットです。こんな念入りな...続きを読む技術今まで、まだ作られないと思う。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

映画化は9作目くらいまでがすき。
リルルの原型は「タイムパトロールぼん」の女の子じゃないかなーと、あやふやな記憶で考えてるんだけどマイナーすぎて誰にも言えない

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Posted by ブクログ 2022年02月20日

しずかちゃん大活躍回。

競争本能が全体にあるなら、内部で争いが絶えないから外部侵略するどころじゃないと思うが…。

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Posted by ブクログ 2018年05月28日

まづ、他の諸長編と違って
 aまぁ架空の世界をでっちあげようとはしてゐるが、そこには土人がゐない
 bその世界を、どっかから侵略に来たナニを邀へ討つためにドラえもんとかが使ってゐる
 cタイムパラドックスのいろいろはいいとして、他の長編では存在する、「仲良くなるべき土人」がゐない状態で、向ふの人と仲...続きを読む良くなって、その人含めてアレする「大勝利」がある。
 アニメの方が、なんか見れない。

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Posted by ブクログ 2019年02月19日

大長編ドラえもんの7作目・のび太と鉄人兵団。

人間を支配しようと地球へ攻め込んでくるのは、遠い宇宙で発達したロボットの軍団。進化し過ぎた技術が起こす危機のお話。

ロボットのリルルとしずかちゃんの交流が世界を救う。友達になれたかもしれない。そう思ったから、友達のために自分たちの世界をやり直すことを...続きを読む選ぶ。
「違った出会いをしていれば、友達になれたか」とはよく使われるセリフだけど、そのまま別れにつながることが多いです。救われないパターン。
リルルもそうかと思わせといて…がいいですね。

あのシ-ン、のび太と初めて出会うところと似た展開なのが。またいいです。余韻があっていいんですよ。

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Posted by ブクログ 2012年02月26日

何故か懐かしく、無性にまた読みたくなって。大長編シリーズでは1、2を争う人気作品ではないでしょうか。他のもまた読み返したい。

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