あらすじ
関東中心に勢力を広げる一大ヤクザ組織・大和会(おおやまとかい)。その四代目である大和辰之(おおやまとたつゆき)はある恋に破れ、腑抜けた生活を送っていた。見かねた若頭・浅生田(あそだ)はそんな彼を福岡に送り、九州地区を統括させようとする。だが福岡に着いても気分は乗らず、飲み歩いて公園で寝ていた辰之は、突如何者かに連れ去られ欲望にまみれた一夜を過ごす――!? 「みのりの手」スピンオフ作品。
《収録内容》
・「四代目・大和辰之」(1)~(8)
・「パーソナルスペース」(13P/紙コミックス刊行時描き下ろし)
感情タグBEST3
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人を選ぶが、ハマればバイブル
受けがエルフ系の癖のあるキャラデザで、攻めの方が可愛らしさのある美形なキャラデザ、正統派や王道のBL以外に耐性がない人はもしかすると好きになれないかもしれない。
あと最近はやりの軽いタッチのふんわりヒョローっとした絵柄ではなく、2人とも鍛えて筋肉がしっかりついている設定の肉感的なむっちりとしたボディ(デブって事ではなく、しなやかな筋肉です)がこれまた人を選ぶかもしれない絵柄。
私はまんまと選ばれた人間だったようで、受攻どちらも好きなのでほんとに繰り返し何度も読んでいますが、他の方のレビューにもある通りNTR展開ではちょっと心が折れかけました。
しかしながら熟読すればするほどNTR含めて生モノっぽい肉感とエロスを感じるので、スカーレット先生の絵柄を含めた「肉感」や「生っぽさ」のセンスに脱帽すること頻り。
個人的な萌えポイントとしては、辰之が望を全部背負ってやると決意して櫓木の元へ再び向かうときに、着ている服が望のジャージだと気付いた時。ただ流されているだけのようにも見えてしまう飄々とした辰之の、望への強い愛情が垣間見れたような気がして…本当に電撃が走りました。
私の萌えポイントを押さえまくりのこの作品に出会えて嬉しい。
番人受けとまではいかないかも知れませんが、それでも多くの人の心に刺さる話ではないかと思います。
購入された方はぜひ、絶対1度サラッと読むだけじゃなくて何度も何度も読んでほしい…そんな1冊です。
時系列といったら
ジェラシーの20年後の話かな?あの赤ちゃんがこんな大きくなって、卯一は悪役ですな。でヤクザの世界のルールってのを考えるとそこまで酷くない? アキトラさんは出なかったなー。もっと続編欲しい。
泣きました
泣きましたー!
なんなんだー!めちゃくちゃいい話じゃないですかー!こんなん泣くー!!
すごいえっちなのに泣かせてくるー!
取り敢えず関連の作品全部読みたくなりました。
他も購入してきます。
ちょっとした表情が!★1.5
とにかくとにかく辰之さんがエロい~!
表情がエロい!!
どーしても背負ってしまう性だからみのり先生にはまったのも全部わかった。ってか、受け取ってくれる望に再会出来て良かった!万年反抗期で言えないからわかってもらえないのが望に全部言葉にしてもらえて落ちついたからこそ、出る表情が…エロいのよ。
たいして、それほどのシーンがある訳じゃないのに!
Posted by ブクログ
トラウマ持ちの攻め×ヤクザ受け。
面白かった~♪
攻めが美少年すぎる~というか絵が綺麗!だけど、受けは三白眼だし、脇役たちも特徴あるし、キャラの書き分けが素晴らしい。
みのり先生は結局…?
Posted by ブクログ
▼あらすじ
関東中心に勢力を広げる一大ヤクザ組織・大和会(おおやまとかい)。
その四代目である大和辰之(おおやまとたつゆき)はある恋に破れ、 腑抜けた生活を送っていた。
見かねた若頭・浅生田(あそだ)はそんな彼に九州地区を統括させようとする。
だが福岡に着いても気分は乗らず、飲み歩いて公園で寝ていた辰之は、突如何者かに連れ去られ、欲望にまみれた一夜を過ごすーー!?
人気コミック「みのりの手」スピンオフ作品。
新鋭スカーレット・ベリ子、待望のデビューコミックス。
***
『みのりの手』を読んだ後でこちらの作品を読みました。
不良受けの作品はあまり好みではないので普段は読まないのですが、色んな所でこの作品を目にする機会があり、評判もかなり良いみたいなので好奇心に負けてみのりの手と一緒に購入しました。
正直、みのりの手の方は受けも攻めも好きになれなくてあまり面白いと感じられなかったのですが、こちらは思いのほか面白く、読み応えもあるように感じました。
ただ、好みは分かれるかなぁ…と思います。
というのもまぁ…合意の上とは言え、NTRがあるんですよね、内容に…(笑)
しかもこの相手…櫓木というのがまた、腹に一物抱えてる系のかなり胡散臭いビジュアルをしてまして、もう一人の爽やか美人系の攻めとは何もかも正反対なキャラなんですよね。
好きな人は好きだけど嫌いな人はとことん嫌いなキャラだと思います(笑)
そんなキャラと結構ガッツリと濃ゆ〜いプレイをしちゃってるので一棒一穴主義の方やオッサン攻めが嫌いな方は萎えるかもしれません。
因みに私はメインの攻めより櫓木の方がビジュアルも性格も好みなので、本来NTRはあまり好きじゃないんですが、あの展開には萌えました(笑)
櫓木は何故か受けの父親に執着(片思い)しているみたいですし、作中にもやたら父親の話題が出て来るんで、もしかしたら櫓木のスピンオフも出るのかな…?とちょっと期待していたり…。
全体的に見て、エロは勿論、シリアスだったりダークだったりするシーンも多い印象でしたが、それでもあまり話が重たくならないのは受けの性格がヤクザにしては優し過ぎる上に超漢前だからでしょうかね。
櫓木の問題も含めて最後はまるっと大団円ですし、後読感は良かったです。
でも、みのりの手とこちらの作品を続けて読んで思ったのですが、ベリ子先生とはカップリングの趣味が合わないかもしれないな…と…。
このお話も、櫓木との絡みがあったからこそみのりの手よりも楽しめたようなものなので…。絵柄は好みなだけに、ちょっと残念です…。
ロギー!
二人の話かなぁと思ったら…、突然ロギが!
コイツってばなかなか死なない奴や。
そして散々やりまくったけど虎は現れず残念。
しかしタツユキは人が良すぎ。
ロギの変態行為も落し前っつーことでチャラ、しかもバラされないように組員にしちゃうなんて。
はぁ~でも話が繋がってスッキリ。
ノゾミが東京生まれっつーことで訛りが中途半端だけど、福岡ってスカベリ先生の…!?
あと肩の銃痕が龍眼になってるなんて超カッチョイイっす!