感情タグBEST3
Posted by ブクログ
主人公の萌は、れい感がある。転校してから気付いたことだから、とまどいがあった。萌の周囲の人にたすけてもらいながら、成長していく萌も、見どころです!!
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“(あれっ?)
わたしは、ひとみ先生の目が、涙ぐんでいたようにうるんでいることに気づいた。
(どうしたんだろう?その友だちと、なにかあったのかな……?)
きいてみたいけれど、どこか遠くを見ているような目のひとみ先生に、なにもいってはいけない気がする。”[P.128]
海君が消える辺りは思わず泣いてしまった。
“「どうして、もっと早くに気がついてあげられなかったんだろう?海は、海。宙は、宙よ。二人とも、大切な子どもたち。」
「おかあさん……。」
「海、愛してるわ。あなたが宙にためだけにいたなんて、そんなこと、絶対にない。海も、宙も、二人とも、愛してるわ。」
またおかあさんの目から、涙がすうっと流れた。
「ありがとう、おかあさん。でも、ぼく、きっともう行かなきゃ……。」
「そんな、せっかく会えたのに、どこへ行くっていうのよ?」
「今は、宙のことが心配で、そばに来られただけだと思う。あっちで、おとうさんがまってる。」”[P.203]