【感想・ネタバレ】ユリイカ 2015年3月臨時増刊号 総特集 150年目の『不思議の国のアリス』のレビュー

あらすじ

世界中で一番親しまれてきたファンタジーは、少年少女の愛読書というジャンルを破り、さまざまにアリス現象として全世界の隅々に広まっていった。人間の深層の様々な夢・欲望・恐怖を表わし、映像・マンガ・美術・ファッション、そして哲学、精神分析・論理学にも侵犯し、熱烈なファンを獲得してきた。アリス誕生150年となる2015年、永遠の少女アリスは絶世の美女か、それとも賢い悪女か。その行方を重層的に追い求める―『アリス』決定版、ここに刊行!

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Posted by ブクログ

理想化された「少女」としてのアリス。
ロリータ・ファッションなど、少女主体のガーリー・カルチャーにも派生。

ディズニーアニメ、実写映画、演劇など、さまざまな翻案(アダプテーション)にも言及。

英国文学、児童文学、言葉遊び、ナンセンス、数学者で論理学者のドジソン教授、当時の写真技術、鉛中毒の帽子屋……などなど、様々な角度から論じられる「アリス」の魅力について。

表紙イラストはヒグチユウコ。

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2024年11月02日

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