あらすじ
経営学者やコンサルタントなどが問題解決、クリティカルシンキング、戦略立案、マーケティング…などのビジネスシーンで活用している50のフレームワークを100の図表で解説! 説得力ある主張をするのに役立つ思考の武器としてのフレームワークの基本と活用法を解説。
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Posted by ブクログ
VUCAの環境において、企画業務における解決すべき課題はますます複雑化している。それに対して、ぼんやりとした課題認識の中、考え始めるのではなく、ある程度の道筋を描いた上で取り組みたい。「フレームワーク」はそのための道しるべである。
「フレームワーク」の直接的な意義としては、情報整理の他に、要素間の整合性の確認がある(この点は本書には記載なし)。いわゆる戦略の整合性を確保するためにも有用なツールである。
本書の中で私が日常的に愛用するフレームワークは以下の7つ。
・戦略・マーケティング:ビジネスモデル、PPM
・組織マネジメント・リーダーシップ:PDCA、7S、PM理論、
・会計・ファイナンス:ABC、BSC
因みに、帯の「MBAで必須の思考ツールはこれだけ!」は言いすぎ。MBAではより幅広く、実用的なフレームワークを習得できる。
以下、本書からの学び(個々のフレームワークについては割愛)
【フレームワークとは】
フレームワークとは「枠組み」。要素ごとにファクトやコメント、観察結果などの仕訳をすることができる。
フレームワークは単なる情報整理だけでなく、適切に意味合い・解釈を引き出し、打ち手の可能性を幅広く大きな漏れなく考えることが大事。
それぞれのフレームワークの原典に当たり、より根源的なりかいを深めることをお勧め。