【感想・ネタバレ】世界の涯ての夏のレビュー

あらすじ

【第3回ハヤカワSFコンテスト佳作受賞作】
地球を浸食しながら巨大化する異次元存在〈涯て〉が出現した近未来。
ある夏の日、疎開先の離島で暮らす少年は、転入生の少女ミウと出会う。
ゆるやかな絶望を前に、ふたりは様々な出来事を通して思い出を増やしていく。
一方、終末世界で自分に価値を見いだせない3Dデザイナーのノイは、出自不明の3Dモデルを発見する。
その来歴は〈涯て〉と地球の「時間」に深く関係していた――
現役ゲームデザイナーによる初小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

難しく書けば難しくできそうなことをライトに表現しているので読みやすい。あと、次元が複数あるわけではないので理解しやすい。もうちょっとノイのパートが多くてもよかったかな~

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2021年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分かりやすい展開というか、小説にメリハリを求めてしまう俺にはちょっと物足りない作品ではあった。ただ、とても美しい小説だと思う。

思い出と意識があり、時間軸が現在と過去と未来を自由に行き来できる世界であれば、俺たちは永遠に生き続けることができるのだろうか?死後の世界とはそういうものなのかも知れない。

こういう小説はいつもの読書空間、布団の中とか通勤電車の中とかではなく、気持ち良く晴れた秋の日差しを浴びて公園で…みたいな環境で読んでみると、沁みるんだろうなぁ

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2017年12月04日

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