あらすじ
【手を繋いで。もっと伝えたい、「好き」だって。】
「好き」――。思わず口からこぼれたそのひとことが、えりかと久住くんの関係を大きく変える。バレンタイン以降、今までとはどこか違う二人に周りのみんなも心配そう…。季節はめぐり、えりかたちも高校3年生。再びやってくる文化祭を前に、久住くんから衝撃の発言が…! 一気に動き出すえりかと久住くんの物語。誰もが待っていた第7巻です。
(C)2018 Mosco
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Posted by ブクログ
遂に!
でも、久住が逃げてしまった理由がわからない。
あのいつも平静な久住が、走って逃げたということ
自体が驚き。
それだけ動揺していたということなんだろうけど、
えりかちゃんが自分の事を好きだとは思ってなかっ
たってことなのかなぁ。
皆、それぞれ良い雰囲気で。
Posted by ブクログ
底の浅い人間、と思われるようで、あまり、積極的には使いたくない
けれど、読んだら、どうしたって、これが出てしまう
やべぇよ、マジに
『俺の彼女になにかようかい?』、『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま』だけでなく、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』や『マコさんは死んでも自立しない』に匹敵するのが、この『久住くん、空気読めてますか?』だ
これまでも、読み手を大いにドキドキとさせてきたラブコメだが、この(7)は、ハッキリ言って、モノが違う
心臓が弱いって自覚がある人は、読まない方が良いんじゃ、と思うほど
もちろん、私に、他の漫画読みの方から楽しみを奪う権利がないのは、百も承知だ
しかしだ、心臓に毛が生えている、と揶揄される私ですら、トキメキすぎて、甘い痛みで転げ回ったのだ。心臓がラブコメに弱い人が読んだら、転げ回る事すら出来なくなるんじゃないか
良い漫画に殺されるなら本望、と言う人もいるだろうが、良い漫画の良さを共有できる、してくれる方がくたばっちまうのは悲しい
この(7)の内容を、ストレートに表現するなら、ついにカップル成立、だ
上記した他作品にも、大抵のファンがツッコんだろうが、やっと、である
ここまでが長かった
しかし、読み手を飽きさせず、待とう、って気持ちにさせていたのは、もすこ先生に確かな実力があり、同時に、巻を重ねるごとに成長していたからに他ならない
キャラクターらの関係が徐々に変化していく裏側で、描き手が成長しているんだから、漫画読みとしちゃ、待っていたくなるのが道理だ
いや、でも、ほんと、良かったよ、久住とえりかが両想いであるのを認め合い、お付き合いを始められて
冗談抜きで、ここに至るまで、色々とあったもんなァ・・・やべ、泣きそう
当人らの努力もあったから、この一つ目の結果に辿り着けたんだが、良い友達に恵まれていたってのも忘れちゃいけない
久住とえりかがくっつく上で、全員、協力をしてくれた訳だが、私の中で、最も頑張った者は、やはり、三咲だ
まさか、彼が、こんな行動に出られる、熱イイ奴だったとは、初登場の時は予想もしていなかったなぁ
このラブコメに登場するキャラは、全員、ハッピーになってほしいのは勿論だが、特に、三咲に関しちゃ、強く思っちまう
これから気になるのは、恋人同士になった久住とえりかの「これから」ではあるのは当然ながら、ある意味、この二人よりも、読み手にじれったさを抱かせている榛名とゆうこの方が心配だよ
あの三咲ですら、なんで、付き合っていないのか、と不思議に思い、早く付き合えよ、とツッコンでしまうほどに親密
中々に関係性が変化しないのは、やはり、榛名が、良く言えばピュア、ハッキリ言えば鈍感だからか
榛名自身は、ゆうこの事が恋愛の意味で「好き」って自覚はしているんだろう。ただ、彼は自己評価が低い所があり、それが原因で、自分がゆうこほど優れている女子に好かれるはずがない、と勝手に思い込み、それが彼の恋心を封じているのではないかな、と私は推測している
なので、次巻で、榛名がゆうこに告白してほしい、と本気で願っている
いや・・・・・・この二人の場合、ゆうこが榛名に告白した、いっそ、押し倒しちまった方が、話的に面白くなるんじゃないか?
ともあれ、久住とえりか、おめでとう
どの回もグッと来るが、個人的に一推しなのは、episode.39だ
久住と榛名が、親友であるのは言うまでもない
けれど、久住が目を逸らしていた本音と、見た目からは分かり辛い本気は、三咲でなければ、引き出せなかったのは事実だろう
久住と三咲は、友達ではないかも知れない。けれど、この回で、二人の間に何かが芽生え、関係性が変化したのも間違いないはずだ
この台詞を引用に選んだのは、トキメいたので、マヂに
自他ともに認める美少女だ、えりかは
でも、このシーンには、そんな可愛さの要素が少ない。皆無とは言わんが、美少女らしくない、と言っても差し支えはない
だからこそ、えりかが本当に久住が好きで大好きで超好きなんだってのが、読み手へストレートに伝わってくる、気持ちのぶつけ方だった
キュンキュンしたからには、自分の小説にも活かせてみせよう
「本っ当にムカつく!!人が意を決して告白するってのに、そもそも場所がないとか、挙句の果てに、こんな茂みの中で。おばけだって、すっごい怖かったし、ほんと、すっごい怖かったし。久住と関わると、いつも、こう!冴えないし、地味だし、チビだし!空気読まないし、ってゆーか、トイレならトイレって言いなさいよ!紛らわしい!!久住の前だと、いつも全然、取り繕えなくて、上手くやれない自分が嫌で、傷付きたくなくて、逃げてばっかの自分が嫌で・・・・・・・・・好きなの。久住のことが好きなの!」(byえりか)