【感想・ネタバレ】叛逆航路のレビュー

あらすじ

はるかな未来。強大な専制国家ラドチは人類宇宙を侵略・併呑して版図を広げていた。その主力となるのは宇宙艦隊と、艦のAI人格を数千人の肉体に転写して共有する生体兵器“属躰(アンシラリー)”である――。“わたし”は宇宙戦艦のAIだったが、最後の任務で裏切りに遭い、艦も大切な人も失ってしまう。ただ一人の属躰となって生き延びた“わたし”は復讐を誓い、極寒の辺境惑星に降り立つ……。デビュー長編にしてヒューゴー賞、ネビュラ賞、クラーク賞など、『ニューロマンサー』を超える史上初の英米7冠を制覇。本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!/解説=渡邊利道

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ニューロマンサーとかとはまた違った読みづらさ。
前半で「銃」というマクガフィンが提示されるのだけど、しばらくほったらかしで、後半になって急に主人公自身(の歌)も実はマクガフィンだったことがわかる。(バルカン超特急!!)
主題としては集団人格だったのにひとりになってしまった主人公と、ひとりだったのに分裂してしまった皇帝の対比がメイン。
スペオペ系ではあるけどキャラ萌え要素も強いので意外と映画化もアリなのでは。

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2016年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の背景把握と、キャラが走り出すまでに時間がかかったが、中盤にあかされるアンシラリーの決意からどんどんおもしろくなる。映画ロボコップ3部作に忠臣蔵を足してちょっと「新しい太陽の書シリーズ」っぽい雰囲気を隠し味に、支配と被支配、人間とAIがからみあうストレートなSF。3部作らしいけど、これはいちおう最後までつきあいたい。これを原作にSWの新3部作とかやってくれりゃいいのに…とか思ったり思わなかったりw

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2016年01月14日

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