【感想・ネタバレ】SRO6 四重人格のレビュー

あらすじ

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。その最中、耳や手首が切り取られた惨殺死体、銃殺死体が東京近郊で相次いで見つかる。すべての現場に残る同一人物の指紋から、SRO室長の山根新九郎はある仮説を立て犯人に迫っていく。大人気警察小説、待望のシリーズ第六弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作まででSROメンバーの大半が満身創痍だったので、本作でどう復活するのか心配だったけど、やっと全員集合!!!

今回のシリアルキラーは近藤房子よりはまだ良心があると思った。
観劇の主婦とバスの警視、ムカつく気持ちはよく分かる。笑

ラストの麗子さん、カッコよかった!!
でもプロの殺し屋を何人も返り討ちにしてきた林葉が麗子さんに簡単にやられてしまったのは、その時の人格が腕っぷしは弱かったから?!
そこはちょっとうーん、、って感じだったけど、これ以上、麗子さんが傷を負うのは嫌なので良しとしよう。笑

そして、鈴木花子さん。
なかなかの魔性の女じゃないですか?!
山根推しなので、新九郎さんには幸せになって欲しいよ。

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2020年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズの中で一番面白かった。Vを飛ばしたのは、近藤房子が嫌いすぎるから。
なんとなく伊坂幸太郎の殺し屋シリーズを連想した。

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2017年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

富樫綸太郎による広域捜査専門集団の活躍を描くシリーズ第6弾。
タイトルにあるように、本作は多重人格の登場人物が存在する。その人格も当初はA、Bなど記号で、やがてその特徴を表した呼び名で、最終的には判明している人物の名前で呼び表され、読み進めるにしたがってその人物の詳細が露わになる構造となっている。
SROのメンバーの周りの人間関係もさらに複雑化する。新九郎と花子がいい雰囲気になってきたかと思いきや、そこに割り込んだ人物に花子の気持ちが傾いていったり、麗子を心配する人物と少しいい雰囲気になったかと思うと1人に戻った麗子からは彼の存在はなかったかのごとく軽いものになったり。
本シリーズがどこまで続いていくのかわからないが、こうも複雑化しすぎるとシリーズが中途半端に途切れてしまう懸念を抱いてしまう。もちろん、物語の中では時間が1年と経っていないため、あまりアッサリとまとまったらおかしいだろうが、あまりに登場人物たちが幸せそうでないのが気にかかる。

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2016年04月27日

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