あらすじ
警視庁捜査一課の片隅にひっそりと存在する、さまざまな事情を抱えた刑事が所属するお荷物部署――特命捜査対策室五係。中でも佐竹は、気怠げな態度と自分本位な捜査が目立つ問題児だった。その上、佐竹はプライベートでも更なる問題を抱えている…。それは、元暴力団幹部で高級料亭主人の高御堂と同棲し、身体だけの関係を続けているということ。しかし年月を重ねる中で、佐竹の高御堂への想いは徐々に形を変え、いけないと分かりながらも、彼から離れることができずにいた。そんな中、佐竹の周囲では過去の確執を巡る様々な事件が起こり…!? 佐竹を巡る謎と事件の真相が、今明らかに――。堂々の完結巻! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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1巻から4巻までかなり量があるお話でしたが、本編も書き下ろしも楽しめました。
本編は佐竹とたかみさんの関係がすでに出来上がっていたので、出来上がるまでの過程が好きな私には、書き下ろしがあるのが有り難かったです。
書き下ろしがあるから本編も楽しめたというか!
読み終わるまで夢中になって読んでました…!
でも読んでも読んでも終わらない…(笑)
今は読後感がすごいです。
全体通しておもしろかったのですが、普段ミステリーものを読まないせいか、最後にあれだけのどんでん返しを見せる必要があったのかな?と疑問です。もっとシンプルなネタでもよかったんじゃないかと…。
怖くて夜は鏡を見られませんでした(笑)
あとがきにもありましたが、佐竹とたかみさんは純愛ですね!
先生の言葉で最後がどんな終わりでも、二人なら大丈夫だろうと思えました。
佐竹が秘密に気付く頃には、自分から離れられないようたかみさんががんじがらめに佐竹の心を絡み取ってる気がします(笑)
愛だなあ(笑)
黒岩は何だかんだ5係にいたときが素に近かったんでしょうか。最後の佐竹とのやりとりでそんな感じが…。
言いたいことは山ほどありますが、BLという作品でなく一つのミステリーとして読むのがしっくりきました。
ともかくおもしろかったです!