あらすじ
本当に住みやすい家とは、を求めて施主と真摯に関わってきた著者が、個々の家庭環境に応じた暮しの実相の中から、理想の住まいをつくる手がかりをまとめたエッセイ集。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1983年に書かれた本ということは、約40年前くらいに書かれた本だが、ここに書かれている問題点は現在も依然としてむしろ酷くなって残っている。せめてもの救いは、シンクがダブルではなくシングルが主流となっていることか。
Posted by ブクログ
中江有里さんのお勧め。
ちょっと内容が古くなっているところもあるが、
まあ確かにおっしゃるとおり。
東北大震災以前に、
防災における建物や家といったハード面ではなく、
人間関係、地域社会といったソフト面の重要性を説いているのは、
達見であろう。
でも、家を建てちゃった人、マンションを買っちゃった人は読んじゃいけない。
そりゃ和室があるには越したことがないし、
リビングはいらないかもしれないからね。
でも、テレビに加えてパソコンという前代未聞の要素が入ってきた
現代生活において、
日本の気候や風土に合った理想の「家」の正解を
示してほしかった。