作品一覧

  • 日曜日の住居学
    3.4
    1巻891円 (税込)
    本当に住みやすい家とは、を求めて施主と真摯に関わってきた著者が、個々の家庭環境に応じた暮しの実相の中から、理想の住まいをつくる手がかりをまとめたエッセイ集。
  • 男の生活の愉しみ
    4.0
    1巻520円 (税込)
    男たちは仕事が好きだ。しかし、好きなことは仕事だけというのでは、いささか寂しい。仕事はバリバリこなすが、そのエネルギーに劣らぬ情熱を自分の趣味にもかけられる男、そんな人物こそ、人生の楽しさを知り尽くした「男の中の男」というものだ。本書は、そんな「男の中の男」を地でいった著者の生活を、ユーモアを交えつつ綴ったエッセイである。例えば料理。だし汁の取り方、味噌汁の作り方に始まり、気に入った天ぷら屋に通いつめ、カウンターに陣取り、プロの揚げ方のテクニックを盗み取り、自分でも試してみる、といった具合。他には料理の道具はプロ用を買い、特に包丁を研ぐことに「楽しさ」を見出す、などなど。また、建築家である著者にとっては仕事そのものかもしれないが、座り心地のよい椅子やソファへの強い拘り、部屋の明かりは白熱灯にすべきか蛍光灯にすべきかについての考察等、本書ではこんな例をあげつつ男の生活の愉しみ方を教えてくれる。

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ユーザーレビュー

  • 日曜日の住居学

    Posted by ブクログ

    面白い

    建築についてズブの素人なのでざっくりわかってよかった。
    uniqlo +jを買うのに並んでいたら一冊読み終わった。

    書いてあったトピック

    理想と現実の対立
    供給側が大衆の教養のなさに付け込み、悪い質のものが蔓延る
    だから真面目にいいものを作るにも売れず作れない。

    ものと暮らしの順序
    豊かな生活とは物を所用することではなく、どう暮らすかということがまずはじめになければいけない。

    0
    2020年11月15日
  • 男の生活の愉しみ

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    男たちは仕事が好きだ!

    しかし、好きなことは仕事だけというのは、いささかどころか、かなり寂しい状態だ。

    仕事はバリバリこなすが、そのエネルギーに劣らぬ情熱を自分の趣味にもかけられる男、そんな人こそ人生の楽しみ方を知りつくした「男の中の男」というものだ。

    料理、旅、生活に潤いを与えてくれる道具へのこだわり。

    本書ではこんな例を挙げつつ「男の生活」の愉しみ方を教えてくれる。

    [ 目次 ]
    第1章 旨いものを喰う(旨いものを食べよう;食の修業;作ってみること)
    第2章 生活の中で考える(家の道具を考える;家の足元を考える;寸法の話;椅子を選ぶ)
    第3章 旅で学ぶ(鍋の地域差;

    0
    2014年08月24日
  • 日曜日の住居学

    Posted by ブクログ

    自分のゼミの教授の専任の教授が宮脇壇。ということで宮脇ゼミのサーベイランスには何度もお世話になりました。

    以前から今のスクラップ・アンド・ビルドの建設業に疑問を抱いていた。しかし宮脇氏の指摘は、私自身、耳が痛い。本の終わりは、「料理の視点から住宅を考えた方がいい」とある。
    今の建築の通例はどれも欧米のパクリばかりで、歴史も浅い。日本の気候・文化に適応するにはまだ時間がかかる。そして未熟。

    0
    2013年09月18日
  • 日曜日の住居学

    Posted by ブクログ

    時代が過ぎてしまった話もあるが、住宅産業を嫌い、住まいに必要なものを考え続けた姿勢に学ぶところが多い。

    0
    2013年07月14日
  • 男の生活の愉しみ

    Posted by ブクログ

    料理、椅子、食い道楽が目立つテーマだったかな。
    「父たちよ家へ帰れ」の方が中身は充実しているけれど、この本も読んでて元気が出る。
    世の中には愉しいことがたくさん。

    0
    2009年10月16日

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