あらすじ
少女の瞳に宿るのは“魔”か“守護”か――。王都では、人々は夜毎地中から湧き出す霧魔に悩まされていた。他の人とは違う月色の瞳を持ち、親の分からない少女エゼルは、その霧魔を呼び寄せていると言われ敬遠されていた。まったく覚えがないのに。ある日そのエゼル自身が霧魔に襲われた。だが、霧魔の討伐隊を率いていた王子に助けられ、その縁でエゼルは王子のもとで働くことになり――!?
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Posted by ブクログ
デビュー作が好きだったのですがそれ以降の作品に手をつけていなかったのだけど、ふと少女小説が読みたい衝動に駆られて購入。
ガチでラブラブな少女小説だと思ったらデビュー作同様の暗黒面を秘めた少女小説。
辛い生い立ちと現状を背負いながらもかいがいしく生きる主人公エゼルの姿には読んでいて応援したくなる。
個人的には弟王子が好きです。
Posted by ブクログ
まず、王子様の名前が長すぎって、最初のキャラ紹介のところを見て思いました。フェルシャッフェリティって・・・。主人公のエゼルにまで長すぎって言われてましたけど、元々とカタカナの覚えづらい名前が苦手な私。頭の中でフェルって脳内変換してました。
あと、黒髪短髪系が好きなんで、金髪の長髪の王子様はあんまり好みじゃなかったです。それに、エゼルに惹かれていった経緯が、性格よりかはいると苦痛が和らぐっていう便利系が先にきてて、そこもちょっと。
街でのパンやのお父さん、お母さんとの話は、いい感じだと思ったんですけど、彼らは今はどうしているのか。いい生活させてあげられてるといいんですけど。
最終的には定めの魔物の腕1本取ったところで終わったので、次もまた出てくるんでしょうね。