あらすじ
【男塾公式スピンオフ!】
剣桃子、見参!!!
西暦20XX年―――日本男児は死んだ!!
第三次世界大戦において、某国は恐るべき兵器
「日本男児弱体化爆弾」を使用したのである!
消えた日本男児の代わりを務められる
「日本女子」育成を目指し―――
『女塾』開塾である!!
“剣の血脈”と“伊達の末裔”が今、激突する!!
【驚邏大四凶殺】始動!!
女たちの熱すぎる青春、待望の第3集…!!!
既刊、爆売御礼である!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サイトウ先生も、柳田先生に負けず劣らず、宮下魂を継承している
『プリマックス』(柴田ヨクサル/蒼木雅彦)にも言えるコトだが、カワイイと強いは同居する、と私は思っている
桃子を初め、女塾の生徒は全員、見目麗しいが、皆が己にとっての筋を通す強さを芯に通している。桃子らが戦闘力で目立ってしまってはいるが、きっと、これから、真の女子力を松尾らは、読み手に魅せつけてくれるに違いない、と信じている
よくぞ、こうも強い美少女キャラで、ストーリーをテンポよく進められるもんだ、と感嘆するより他ない
この(3)では、ついに、vs伊達編となる驚邏四凶殺が開始される
しかし、まさか、伊達の血を引く者まで、あんな美少女になっているとは思わなんだ。見た目だけで言えば、最も、好みにストライクだわ
袂こそ違えたにしろ、赤石楓と実力で並ぶとなれば、桃子との激闘も、本家に引けを取らない激戦になるだろう
だが、まず、目を逸らすべきじゃないのは、JKと飛燕の一騎打ちだろう
互いに、目にも止まらぬ速度で攻撃を放ち、敵の急所を的確に貫く戦闘スタイルで、不安定な足場も意に介さぬバランス力も持っている
この勝負、マグマよりも、私の心は熱く煮え滾りそうである
この台詞を引用に選んだのは、剣桃子の強さが見えるからだ。強い人間の条件ってのは色々とあるが、その一つには、自分を信じてくれる先輩の期待を背負っても潰されず、逆に、その重さで芯をより真っ直ぐに支えられる事がある。先輩を見下し、助言を蔑ろにする奴は、成長は見込めず、後輩にも同じことをされる、と知れ