あらすじ
「姿勢」は肩こりや腰痛を引き起こすだけではありません。
じつに多くの症状を引き起こす要因になっているのです。
たとえば、次のような症状が姿勢によって引き起こされています。
体調不良、高血圧、腰痛、肩こり、頭痛、ADHD、うつ病、生理痛、慢性疲労、冷え性、
めまい、不安感、手足のしびれ、便秘、貧血、関節痛……。
一見恐ろしい話のように思われるかもしれません。
でも、これは同時に、体にまつわる多くの悩みが、
「正しい姿勢」によって解消されるということでもあります。
私たちの体は背伸びをしたときに、
「正しい姿勢」になるようにできています。
誰でも、たった30秒で理想的な姿勢になることができるのです。
少しでも長く健康でいられるように、
ちょっと背伸びした習慣を送る。
そのための方法がたくさん詰まった一冊です。
*目次より
○マッサージを受けると腰痛は悪化する
○「ボキボキ」させないとうたう治療院に行ってはいけない
○45万円のベッドより、5000円の布団のほうがいい
○「寝相が悪い」人ほど体にとっては理想的
○肩は「3本の骨」を意識すればよく動く
○毎日の健康チェックは「足裏」でやりなさい
○パソコンのモニターは「15センチ」上げるのがベストの高さ
○「かんたん背伸び」と「しっかり背伸び」を使い分けなさい
○ランニングは下半身より上半身を意識しろ
○姿勢のために絶対にしてはいけない10のNG習慣
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
チェック項目8箇所。私たちの体は、過度な負担がかかるから不調になるのであり、その負担を取り除いてあげれば、ちゃんと健康になるようにできています、それを実現する最重要ポイントが「背伸び」なのです。いたずらに医者や薬に頼ろうとする人は、「自分で治す意識」が低い人なのではないでしょうか、そういう人は病院を訪れると、口では治してくださいと言いますが、自ら治そうとは考えていないので、慰謝が栄養指導をしたり、禁煙をすすめたりしても、なかなか実行できません。体のさびをチェックする三つの方法 ①正座ができない人 ②かかとをついたまま、しゃがめない人 ③背中で手をつなげない人 人間の体というものは、よく使っているところほど長く使えるものです、日頃から体を動かさずにいれば、使わない関節はどんどんさびついていきます、そうなれば、あなたの体の使用期限は着実に短くなります。本来寝返りというのは健康的な眠りには絶対に必要なものといえます、言ってみれば、一日の間にたまった疲れや体の歪みを、寝ている間に矯正してくれる「本能的なストレッチ」のようなものです。大事なのは、同じ太ももの筋肉を鍛えるのトレーニングを行うにも、姿勢を整えて、インナーマッスルをきちんと意識してから筋肉を鍛えること、そうすれば筋力とバランス能力をともに向上させることができます。運動を「量」ではかろうとすると、習慣化したり、身につけたりするのはむずかしくなってしまいます、大切なのは、運動の「量」ではなく、「習慣」なのです。背伸びには、体をまっすぐにして伸ばすという物理的な意味合いのほかに、自分の実力以上のことにチャレンジするという精神的なとらえ方もあります。