あらすじ
NPO、企業、財団、行政の企画・評価担当者必携!
何を投資するのか? どのような問題に対処するのか?
成功はどのように測定するのか? そして、インパクトをどうすれば大きくできるのか?
ビル&メリンダ・ゲイツ財団、アショカ、ナイキ、ゴールドマン・サックス……
100以上の企業・非営利組織の研究から生まれた初の実践書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アウトプット前提で読むことで名著と化す一冊
掲題に本書の本質を書いた。
当たり前のことが書いてあるー!と叫んでいる読者は、
果たしてその当たり前のことをここまで言語化できるのだろうか。
本書の価値、それは成功(持続のサイクルを確立)しているソーシャルビジネスや
非営利組織の暗黙知をビジュアル化・言語化できていることに意味がある。
ドラッカーの『非営利組織の経営』と併せて読めば、それだけで何十年もの間
暗黙知化されていた理論を追体験することが出来る。
“熱意・やる気・自己犠牲”にうんざりした全ソーシャルワーカーに捧げたい一冊。
Posted by ブクログ
【概要】
NPO等の団体にリソースを提供するにあたっては、投資と一緒でリターンを考えることが重要。でも、やりっぱなしでちゃんと成果を測定できている団体は少ない。成果を測定することは資金獲得にも繋がるし、最終的には、組織のアウトプットレベルの向上にも繋がるからとても大事。
【感想】
抽象的な社会的インパクトを測定するのは確かに難しい。ただ、数値化が難しいからって何もしないのはおかしい(企業はなんとかKPIを測定してる)。NPOもこういった視点を持つ必要があるのは間違いない。
Posted by ブクログ
インパクト投資を行う投資家/受ける事業者のための具体的な手順が書かれている。
まだ具体的に取り組んでいない人が読むには中々掴みづらい内容だった印象(自分然り)。
今まさに取り組んでいる段階に読むと、初心にかえる/新たな気づきを得ることに繋がるんだろうと思った。