【感想・ネタバレ】NHK連続テレビ小説 あさが来た 上のレビュー

あらすじ

今の世の中には、もうじき新しい朝が来ます。
うちは……新しい商いをしたいと思うております。

京都の豪商の家に生まれ、おてんば娘に育ったヒロイン・あさ。しとやかで優しい姉のはつ。ふたりは生まれた時から結婚相手が決まっていた。
それぞれ大阪で一、二を争う両替屋に嫁ぐものの、明治維新の荒波にのまれ、はつの嫁ぎ先は倒産。あさの嫁ぎ先もやがて蔵の中は空っぽに。
しかし、あさは「気前のいいボンボン」の夫に代わって商いを学び、持ち前の前向きさで多くの人の助けを得ながら事業を成功させていく。

激動の幕末から明治・大正時代の大阪で、「いまより少しでも皆が幸せな世の中の実現」のため時代に先駆け、銀行・生命保険会社・日本初の女子大学の設立に尽力した白岡あさの感動の物語。平成27年度後期連続テレビ小説を完全ノベライズ!

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Posted by ブクログ

NHK連続テレビ小説『あさが来た』のノベライズです。
上巻は、加野屋の義父正吉が亡くなるまでの大阪編、
下巻は、日の出女子大学校を創立するまでの東京編です。

明治の女性実業家「広岡浅子」をモデルとしていますが、
連続テレビ小説らしく?、登場人物やエピソードなどが、
いい感じで改変されており、ドラマもとても面白いです。

本作品の内容(お話)は、
ドラマと同様に、一週間分ごとに章立てられており、
ダイジェスト版「あさが来た一週間」と、ほぼ同じです。

この台詞も入れて欲しかった!といぅ部分もありますが、
面白みが、とてもいい感じで、ギュッと凝縮されており、
1本の小説としても、よかったと思います。

史実では、姉のはつさんのモデルになったお姉さんは、
天王寺屋(山王寺屋のモデル)の倒産と時を同じくして、
25歳で亡くなってしまいますが、

ドラマの中でのはつさんは、山王寺屋の倒産後も健在で、
お話のアクセントとして、とてもよかったですよね~。
宮崎あおいさんの演技も、とてもよかったです。

となると…、史実では、
この後、おふゆさんのモデルになった女中さんが、
あさの旦那さんの妾になって、3人の子供を産みますが、

はたして、下巻(後半)では、どぅなるんでそぅか…??

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2016年01月03日

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