【感想・ネタバレ】源実朝 歌と身体からの歴史学のレビュー

あらすじ

甥の公暁に暗殺された悲劇の鎌倉三代将軍・実朝。その実朝はなにを信じ、発信して、どう行動したか。それらを『金槐和歌集』『吾妻鏡』『愚管抄』などによって詳細に跡づけ、歴史背景とともに実像を明らかにする。

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Posted by ブクログ

和歌に秀でた実績を残す、源実朝。
公暁に暗殺されるまでの生涯と、鎌倉時代の幕府、武士の棟梁たちの動きを、歴史書と和歌から立体的に描いている。
いつ、どこで何をして、そこでどのような歌を詠んだなど詳細な記述があるので、現地に行ってその場の雰囲気を感じてみたくなりました。
また、鎌倉武士の時代、もののふの時代とは、武家たちが実力で戦い、謀略で戦い、血なまぐさい時代であったと、改めて思いました。

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2016年02月01日

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