【感想・ネタバレ】ほむらのレビュー

あらすじ

20代有吉佐和子の天才が輝く傑作短篇、復刊!

女犯の咎で寺を追われた僧侶、王昭君の肖像画を描く画家の懊悩。人間普遍の精神の血しぶきを鮮やかに描く初期傑作短篇集!

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Posted by ブクログ

味わい深い短編集。独特の言い回しはやや難しくもあり、そして情報密度が濃く、二度読み返してしまうが理解できないことはない。故に短編であってもとても読み応えを感じる。
歴史上の史実や言い伝えをヒントにより深いフィクション要素を取り入れてあるらしく、歴史に照らし合わせて読んでも興味深い。どの作品も印象に残るが第八戒などは強烈ですね。戯曲石の庭は龍安寺の庭の見方が変わりそう。
知らなかった歴史にも興味が持てた。

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2019年09月14日

Posted by ブクログ

★3.5のおまけで。
表題作が当方の好みかな、登場人物のどの立場にとっても奥深さがあって幾重にも想像が可能で面白い。これが20代の作品か、娯楽も兼ね備えた才人ですな、改めて。

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2023年04月11日

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