あらすじ
滞在先の館で、夜中に忍び込んできた黒衣の男性ローグと秘密裏に話をするようになったエレノア。「お前が俺との夜を過ごす間は、この家のものに手をつけないと約束してやろう」侯爵令嬢である彼女を使用人と思い込んだ彼は、取引をもちかけ、巧みな指先と豊かな見識で彼女を誘惑する。しなやかな獣のような彼に触れられ、快楽を引き出されて揺れる心。 彼は本当に泥棒なの? それとも――!?
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世界が優しくていいお話
心に傷を負った主人公が静養を兼ねて知人の夫人の元に逗留するところから始まるお話で、この作家さんらしいお話でした。
エレノアの成長やローグとの関係が変わっていく様子、夫人との親密さの濃さが変わっていく様子はほっこりですが、外のヒドさもちゃんと書かれていて、それがラストへの希望につながっていくという素晴らしい展開でした。
旅に出たくなる昨日でした。