あらすじ
不撓不屈で義理人情に厚くユーモアを忘れない“非エリート”社長たちの「逆境上等」人生物語。
目の前にはいつも壁があった。壁に挑んで強くなった。「叩き上げの突破力」こそ、学ぶべき最強の武器だ。
「ヤンキー社長」とは?
【1】有名大学卒の企業内優等生=「エリート社長」とは一線を画する。
【2】自身の経験からつかんだ「独自の価値観」を持って経営に取り組む。
【3】「業界の革新」や「地域の活性化」に力を発揮している。
――個性派で実力派の経営者たちである。
彼らは逆境にあっても、それに挑むことを糧とし、突破してきた。時に遠回りも厭わず、市場の常識に立ち向かい、筋を通して信頼をつかみ、成果を上げてきた――。
閉塞感を感じているビジネスパーソン、不安を抱える就活生に、勇気と、一歩踏み出すきっかけをお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さまざまな困難を不屈の精神で乗り越え、会社を成長させた9人の社長の自身の考えや経歴について書いた一冊。
タイトルは奇抜なものですが、9人の経営者の信念や思いが強く伝わってくる一冊だと感じました。
星野氏や堤氏を師事し、薫陶を受けた井手氏や林野氏、継いだ家業を自身の考えでさらに発展させた福島氏や桜井氏や田中氏、ひょんなきっかけから今の業態での起業をした大倉氏や入沢氏などキャラクターも個性的でストーリーとしても興味深く読むことが出来ました。
紹介されている企業の経営はそれぞれの業界でも独自性の強い特色のあるものですが、軌道に乗るまでの苦労は並々ならないものだとも感じました。
本書では経営の根幹に関わる部分を勉強でき、9人の方に共通して言えることは全員ぶれない信念を持たれていることだと感じました。不遇の時期でも自分を見失わず、自分の信念を信じて突き進んだ結果が現在の確固たる地位を築いた要因だろうと感じました。
本書から学ぶことのできた苦労を乗り越えるための心構えを持ってこれから自分の人生を歩んでいきたいと感じました。