【感想・ネタバレ】イッツ・オンリー・ロックンロールのレビュー

あらすじ

おれは、博多に住む売れないロッカー、青木満34歳。安アパートで見果てぬ夢を抱きつつ、ギターの練習に明け暮れる毎日だ。そんな折、連続爆破事件の現場に遭遇。弾みで、バンドのCDが爆破犯の遺留品に紛れ込んでしまう。話題の犯人に影響を与えたカリスマバンドとして、一躍有名になったおれたち。だが、ある日やつらは突然やって来た……。「流」で直木賞を受賞した著者の、ロック魂迸る快作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

つまらないバイトとギターの練習に明け暮れる、もう若くもない売れないロッカー。彼がひょんな事から爆弾事件と関わり、時代の寵児へと登り詰めてゆく。プロットが宮藤官九郎の「少年メリケンサック」に似ているのが気になるけれども、キャラクターも話のテンポも良く、一気に引き込まれてしまった。博多弁がまたせつなくやるせないムードを醸し出している。

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2016年04月04日

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