【感想・ネタバレ】髑髏の檻のレビュー

あらすじ

ディーヴァーを継ぐ鬼才の人気シリーズ最新作

宝探しサイトで死体遺棄現場を知らせる連続殺人。天才殺人鬼を兄に持つ若き刑事が挑む犯罪の全貌とは。驚愕の展開を誇る鬼才の新作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最高…

休暇中なのにものすごい惨殺死体とエンカウンターするカーソン。そして同じくものすごい驚きの形でジェレミーともエンカウンター!このあたりはもう、このシリーズ読んでる人ならにやり、でしょう。なんだかんだでこの兄弟が揃うのはやはりいいんだよねー

しかも休暇中ということでカーソンもボランティア的に関わるだけということもあり、ジェレミーをわりと大胆に使ってしまう…いや使われているのか?

ここまでで1番ジェレミーとカーソンの協力が見られるので個人的には1番オススメ。前作の日本人には少し馴染みのないテーマよりはイメージしやすい児童虐待という病巣がテーマだったこともある。
寅さんシリーズのようにまたもやカーソンにはヒロイン登場で、それはわたしとしてはすこし無駄に見えるんだけど…ま、いいか。

wikiなどで調べたらこの前とこの直後の作品は翻訳されておらず、その次の作品が翻訳最後の作品みたい。もうカーリイが読めなくなるのは悲しいけど、もう残りの一冊に伸びる手が止まらない…

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2024年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろい‼︎相変わらず本当におもしろい!
キャビンに招待される不思議な件や、カーソンへの匿名の電話の件が深追いされず解放される件など…強引な展開も相変わらずだけれどおもしろい。
張り巡らされた伏線や、テンポの良さは抜群で『こんなことがあった…』などという文章に出くわす度に、何度もページを遡って納得して読み進めたので、2~3回読んだ気分。
最後にはミックスアップも無事に帰ってきてくれたし、本当に良かった。
早く次作を購入して読みたい‼︎

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2018年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はカーソンが街を離れ、田舎で休暇を送ることになるが、またもや凄惨な殺人事件に遭遇して、という設定。
地元警察のチェリー、FBI、そして何より今回は兄であり逃亡犯でもあるジェレミーがフル参戦。
ジオキャッシングを利用した殺人事件と言うのが比較的新し目。
動機が分からない殺人事件、兄との葛藤、縦横無尽に張られた伏線、毎度のことながらジャック・カーリィの世界を堪能できる。とにかくこの人は無駄な文章が無く、的確でエッジが効いた比喩や暗喩が多いので本当に読んでいて面白い。しかもしれが主人公ジェレミーの一人称で語られるときどことなくユーモラスなゆえに、悲惨な事件やその背後の暗い人間関係がありながらも読後感が爽やかなのが良い。いつかシリーズを最初から読み直したい。
今回は終始田舎が舞台でで終わるが、果たして次回はどうなる?
兄はここが気に入ったようだし、チェリーの型破りなキャラ設定も良くて一過性の関係で終わってほしくないなぁ。

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2016年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ライダー刑事第六弾。

いつかは再登場すると思っていた兄ジェレミー。
今回は、いつもの相棒ハリーの代わりに、ジェレミーが相棒になったといっても過言ではない。

休暇を取ったライダー刑事が事件に巻き込まれる。
GPSを使った宝探しゲームの「お宝」が死体だった。
ゲームのおかしな記号の秘密には、ヒントが出てすぐに気が付いたので、
真犯人の動機もそこらあたりあるのだろうと、見当がついた。

しかしジェレミーが家に執着して、そこにライダー刑事が付け込むとは意外。
危地に飛び込んだライダー刑事を助けるために、ジェレミーがFBIに飛び込んだのも意外。
単に、FBIの身元調査のやり方を探るためだったのかもしれないらしいが。

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2018年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カーソンシリーズの第6作。後書きを読んだら本当は7作目というのが分かってびっくりした。
今作は休暇中のカーソンがその先で事件に巻き込まれるというストーリー。後書きにもあったが、名探偵は休暇中によく事件に巻き込まれる(笑)
内容的には相変わらずの狂気な内容で、そこに兄の存在も多いに関わってきて、シリーズファンなら楽しめる。最後までいまいち分からないまま進んで最後にどーっと判明していくパターンもおなじみ。ただ少し少食気味でもある。
1作目を意識した驚きも見せたが、謎なとこともあった。例えばジオタグをサイトに投稿したのは誰で何目的でとかがなんとなく分かりにくい。ただ=(8)=の真相には驚かされる(笑)こういったB級感がこの作品の面白みであることは間違えない。
ただこうなってくると次作への期待は上げるが、斬新な何かが欲しいところでもある。

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2016年03月16日

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