あらすじ
城山恭介が朝目を覚ますと、あの最悪の未踏級『白き女王』が完璧な新妻モードで手料理を作っていた。そもそも先ほどまで恭介の腕枕で二人は一緒に寝ていたらしい。 ……絶望してはいけない。世界はまだ終わってはいないのだから。最強召喚師たる恭介は甘えてくる女王を抱えながら、自分が置かれた状況を整理する。 『パンデモニウム』――ブラッドサイン式に代わる召喚方式を成し遂げた世界最大の『匣』であり、神格級や未踏級さえ兵器化する移動要塞に組み込まれた『頭脳』である353人の依代を救うこと……それが彼への『依頼内容』だった。 いやしかし、どうも様子がおかしい。 依頼主であるはずの依代が、どこにもいない。どころか、朝起きるまでの自身の記憶が消えている……。恭介は仕方なく『白き女王』と共闘、謎の要塞に挑む――! 時間無制限で贈る『白き女王』のコスプレ七変化に刮目せよ……!
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Posted by ブクログ
ごめん、兄上からしたら笑い事じゃないんだけど絶望と再起の時のリアクションが面白すぎる。 今回は最初から最後まで女王の独壇場、デートのシーン可愛すぎるし、最後の案の定の邪悪行動も、あにうえ以外の人間に一杯食わされてブチ切れる様も可愛いが過ぎる。 多分女王が兄上に退けられず邪悪完遂してたら可愛いと思えないから、この可愛さが兄上との共同作業、愛の結晶のようなものだと思うのです。 そして、鎌池和馬名物泥臭く格好良いモブキャラサブキャラのマックスさん、マジこういうの好き。
ガバメントさんは、そろそろ自称正義らしさを見せてほしい。鎌池和馬作品の傾向的にガチで唯々邪悪ならそういう風に書くだろうから世界の警察らしいこともしてるんだろうけど、前巻今巻で蟻塚、慈善事業()だからもうただの悪の組織なんだよねガバメント。