【感想・ネタバレ】下町ロケット ガウディ計画のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

面白かった! 中小企業の熱い想いが伝わってきました。…間違えて本編より先に読んでしまっていたのに読み終わってから気がついたのですが、それでも理解して楽しく読めました。

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Posted by ブクログ 2023年09月29日

先月読んだ作品の続編。
こちらも数年前にドラマ視聴していての原作初読み。

同じ感想になるが、心臓の弁を医療用バルブで、、と読んでもピンとこない。
そこでドラマの映像が、子どもたちの入院シーンや福井の中小企業にあった医療用の繊維を織る器機がよみがえってきた。
ガウディ編では病名、医療機器の名称、お役...続きを読む所への申請(PMDA)など、これまた小説だけでは難解すぎる。

本作のさいごにあった解説をよんで初めて知ったが、原作の小説の執筆中に、ドラマの放送開始。
しかもドラマ1作品のなかに「ロケット」と「ガウディ」の小説2作分を詰めこんであったそうだ。

たしかに文字だけでは伝わらない部品の形や開発の苦悩、ロケットの打ち上げや人工弁ガウディが正常に動く様には感涙だった。


池井戸作品で忘れてならないのは、悪人で奈落へ堕ちていく者もあれば、改心して次の道を進む人もいること。
敗者でも二通りあるんだと示してくれる。

主人公 佃も一度失敗したロケット開発とはちがう、新しい夢にむかうように、前を向いていこうという力を与えてくれる。
あっぱれ!!

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Posted by ブクログ 2023年09月08日

今回もよかったね。
確かに開発は損得勘定があるのよ。
残念だけれども世の中はカネ。

だけれども、それに関わって
その結果できたものはリスクは大きいけれども
それ以上に未来を作り出すことができるの。

今回の相手はそれを急ぎすぎたわね。
そして急ぎすぎたあまりに完成していないデータを
盗み出してしま...続きを読むったというね。

まああの人の逮捕は必然でしょうね。
そんなことをする人にNASA(笑)の技術は
微笑みかけてくれるわけないでしょうに。

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Posted by ブクログ 2023年08月15日

何のために仕事をするか
誰のためにその仕事をしているのか
人の命を救う医療機器を作りたい
たくさんの子どもの命を救いたい
そんな想いからはじめた仕事も
営業ノルマや収益目標に追い立てられるうちに
いつのまにか自分の地位や利益に心が廃れていく
その目的を見失ってしまった大手企業社員と自分の仕事の意義を...続きを読む自覚し
その部品が完成してもなお良いモノ作りをしようと
ひたむきに改良努力を続ける中小企業の若手社員
この対称的な姿になんとも言えない気持ちになった
前者もはじめは同じ夢を抱いていた
どこでその道が分かれてしまったのか

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Posted by ブクログ 2023年07月13日

1作目から時間が経過すると、「あれ、この人誰だったっけ」みたいな感じで頭を使ってしまう。でもそこは池井戸さん、本作から読んでもなんら支障がない作りになってる。でも個人的には第1作目の直後から読み始めると、さらに臨場感が出ていいんじゃないかなぁと感じました。

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Posted by ブクログ 2023年06月04日

中小企業の弱さと強さを信念が気持ちの良い結果をもたらすエンターテイメント! 時間を忘れて読める一冊です!

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Posted by ブクログ 2023年04月02日

池井戸潤さんの20冊目。直木賞「下町ロケット」の続編でロケットから今回は医療。
大企業に振り回わされたり、知名度で舐められたりと中小零細企業の立場の弱さや、病院内の権力争いなど、立ちはだかる壁が描かれ、それに向かう佃製作所とその仲間達の奮闘は読んでいて気持ちよかった。仕事に情熱を注げる環境は素敵です...続きを読むね。胸を打たれる場面もあります。勧善懲悪で最後は悪い奴が全滅する気持ちの良さもあります。
苦手意識もあり、ずっと積読になっていました。「下町ロケット3ゴースト」も発売されて5年近く。早速、読み始めました。

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Posted by ブクログ 2023年02月24日

ロケットの部品メーカーが医療機器に挑戦。胸が熱くなる設定です。巨悪と対峙する佃航平率いる雑草軍団。池井戸作品は悪の面々の描き方が秀逸で、リアリティがありゾッとするものを感じます。腐れて辞めていく社員に佃は「苦しい時はある。拗ねるな、逃げるな、人のせいにするな。そして夢を持て」と言う。ガウディ計画の根...続きを読む幹を成し遂げる立花と加納の若い2人の情熱に感動しました。仕事に意味を見出すと言うことは何にも変えられないかけがえのないことだと思います。話の構成やスピーディーな展開、佃の信念とそれを愚直に信じる部下達。第1作に引き続き最高中の最高です。大好き度❤️❤️❤️❤️❤

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

物語中盤まで佃製作所がピンチでモヤモヤするけどそれを後半で一気にスカッとさせてくれるのがたまらん!

内容は知っててもドラマで阿部さんが演じしとるバージョンも見てみたいな〜

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

今作も池井戸潤らしいハラハラドキドキの作品であった。佃製作所が金や権力に執着した者に翻弄され、ねじ伏せられたかと思いきや、正義は我にありという言葉通りの結果になった。夢を大きく持つ佃製作所の社員が輝いてみえ、つまらぬ権力者に情熱や誠意で立ち向かっていく佃達を応援せずにはいられなかった。

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Posted by ブクログ 2022年07月06日

今回も面白かった、、、!!
読み終わってから、映像版のキャストを見て納得する、というようなことをしました。笑
ドラマも見てみたいなー。

今作は人工弁技術に挑む佃製作所。
あまりにきもちのいい勧善懲悪で、逆転するって信じて読み続けていくけど、本当に最初の方は読んでいてハラハラする。笑
佃さんと社員た...続きを読むちが、やるべきことを粛々と行って、汚い手口には手を出さないところが、芯が通ってきて気持ち良い。そしてそれが大逆転に繋がるという。こういうふうに仕事がしたい。

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Posted by ブクログ 2022年03月01日

実は前作は読まずに、本作を読んだ。
池井戸潤のことはもちろん知っていたし、他の作品は読んでいた。
なので、おおよそのストーリー展開は想像できたし、オチもある程度予想できた中で読み進めた。
それなのに、結果が気になって気になって、一気読んでしまった。
どうやって逆転していくんだろうか、これでいけるかと...続きを読む思っても、まだどんでん返しがあるのではない、そんなドキドキを募らせながら読んだ。

とても面白かった。
なにより佃社長や、佃製作所の社員、開発パートナーのみなさんの人間性が好きになった。
誠実さと熱意、信頼関係、そういったものがビジネスを成功させると私も心から思う。
読んでいるほうもとても熱い気持ちになった。

池井戸潤の作品を全て読みたい、と思った。

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Posted by ブクログ 2022年02月19日

貴船の妨害によってガウディ計画が実現不可能になりそうなときでも、病気の子供たちを思いながら試作品の設計を進めていった立花と加納。
人工心臓の部品を製造していたサヤマ製作所が問題を起こしたことで地位を失い地方病院に飛ばされた貴船は医師としての初心を思い出すことで逆に清々しい気持ちになっていた。

長い...続きを読むこと同じ仕事に携わっていると仕事の本来の目的を忘れてしまい、地位や名誉などに囚われてしまうが、初心を忘れないことの大切さを教えてくれる物語だった。
佃社長も前作での怒りっぽさはなくなり、取引先との駆け引きや営業が上手くなっていて、会社としてしっかりしてきた印象。

次の3巻目も期待!

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Posted by ブクログ 2022年02月03日

権力争いと技術者たちの争い。報われることがあるのなら、働くということも悪くないもんだな、と感じる本だった。

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購入済み

2021年11月26日

ロケットから医療機器開発へ。当然順風満帆とは行かず、様々な困難が立ちはだかるが経営者としての器の広さと社員の情熱が一つとなりそれを打破していく。物語とは言え、人として生きていくならこうありたいと思わせる佃社長の魅力が存分に生かされている内容です。

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Posted by ブクログ 2021年10月09日

一作目を読んでから、すぐに読み始めた!
前回も面白かったけど、今回もよかった。ロケットに続き人工弁の開発に取り組む中で若手が苦労しつつも幼い子供のため、一心不乱に取り組む姿を浮かべ心打たれた。佃社長の器が大きいなぁ〜。人生って金儲け、地位、権力じゃ語れないんだと思わされる作品。

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Posted by ブクログ 2021年09月26日

前作を読み終え、すっかり佃製作所にハマってしまい、今作を含めあとの2冊も購入してしまった。汚い手を使ってくる相手に、ひたむきに正しい道を突き進む彼らをイメージするだけで力が湧いてくる。やはりこの著者の最後のスカッとさせてくれるところは読んでいて気持ちがいい。

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購入済み

相変わらず面白い

2021年07月30日

第1作が面白かったので続けて購入しました。やっぱり面白いです。ギリギリまで追い詰められたところからの大逆転はハラハラするし読み応えがあります。爽快感もあり、ページをめくる手が止まらなかったので次も楽しみです。

#アツい #泣ける #ドキドキハラハラ

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Posted by ブクログ 2021年05月06日

実際の開発現場の臨場感が伝わってきて面白かった。医療機器開発の課題や転職したエンジニアの情報流出など社会の問題点もわかりやすく書かれている。

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Posted by ブクログ 2021年04月12日

これも文句なく面白い。
いろんな人が、いろんなことを考えながら
もがきながら生きてるんだな、と
改めて気づかせてくれる。

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Posted by ブクログ 2024年02月04日

もうずいぶんと、長い間積ん読状態だったところついに手をつけ読破。いやー、長かった。手をつけたら、もうさくさく読めて面白いしホロッと来るところもあって。
真っ向勝負まかり通るわけではない世界で強者の嫌がらせを受けながらも怯まず技術的優位性を武器に資金力に勝る強者をも巻き込む。痛快ですね、毎度。

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Posted by ブクログ 2023年11月15日

ものづくりの大変さと、そこに関わる人の様々な思い、そして何より完成させた時の達成感をこの本を通して感じることが出来ました。
前作とはまた違った感動を味わえた。

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Posted by ブクログ 2023年09月06日

やっぱり面白い。『ガウディ』のネーミングも粋です。
どんでん返し系なのは分かっているが、文体や構成によって憎らしさの度合いが映像化していなくとも伝わって来る。池井戸先生の作品だからこそ味わえる臨場感。ドラマがうろ覚えだったからこそ楽しめたのかも知れないが、スッキリさせてくれました。

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Posted by ブクログ 2023年07月29日

佃製作所第二弾。ロケットから医療へモノづくりの分野は変わったが仕事に対する情熱や姿勢は引き続き素晴らしいものを感じた。
展開が読めてしまうところもあったが文章が読みやすくのめりこめた。
前作の内容を忘れてしまわないうちに読むのがお勧め。

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Posted by ブクログ 2023年03月24日

後味のスッキリできる作品。

医療と技術を題材にされており、利権が絡むドロドロさ加減がとても面白かった。

単純に様々な技術が大きさや方法を変えるだけで役立つ用途の可能性が広がることにも感心させられた。

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Posted by ブクログ 2021年12月31日

大田区の町工場の佃製作所が、大手医療機器メーカーによる下請けの損失無視の注文打ち切りや大手重工メーカーによるロケットエンジン部品発注のコンペ方式への変更等、大企業の論理に振り回されながら、「ガウディ」という医療機器の開発に挑戦する作品。

前作に続き、胸が熱くなった。
この本から自分なりに感じたメッ...続きを読むセージは2つ。
・真剣に、誠実に取り組めば道は開ける。
・失敗は、素直に認める。
・迷ったら、原点に帰れ。

特に、立花が壁の写真を見て、何のために開発に取り組んでいるのか確認する行為が印象深かった。
私も仕事で迷うことがあったら、原点に帰る意識を持ちたい。

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Posted by ブクログ 2021年08月19日

THE池井戸潤といった一作。
ワルモノのせいでピーンチ→みんな力合わせて頑張る→圧倒的閃きっ…!→正義は必ず勝ぁつ!のパターンです。
それだけに第一作目や半沢読んできてる人たちにはちとマンネリ感もあるかもです。

完膚なきまでにワルモノを叩き潰す半沢と違って、ワルモノの言ってることに正論もあったり、...続きを読むちょっとイイシーンなんかもあってグッと来ます。半沢のセリフですが「基本は性善説」ってのは池井戸さんのポリシーなのかもしれませんね。

今回のメインは医療機器。
人の命に関わる話だけにロケットよりのめり込めます。
やっぱり、直接人の助けになったり、人の役に立てる仕事っていいですよねぇー…うらやましい。
自分もこんな感じのドライビングフォースを見つけなきゃな。

仕事に夢をなくしたらただの金儲けだ。それじゃつまらないだろう?
いいセリフだっ!

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Posted by ブクログ 2021年06月15日

他の池井戸作品と違って、ドラマチックすぎるなと思うくらいの展開であり、加えてお涙頂戴シーンがある。こう書くと悪口を書いているようだが、最後まで夢中でワクワクしながら読んで、涙しながら読む。池井戸さんの小説はやはり面白い。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

前作にとても感動したので、内容を忘れないうちに!と続編を購入しました。分野外の人々と手をとる難しさってあるんでしょうね。企業といえど、損得だけではない熱い想いに触れることが出来て、今作も本の中で良い体験が出来ました。

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Posted by ブクログ 2021年11月10日

1巻は初めて読んだ池井戸作品だったせいもあって爽快だった。2巻になると流石に慣れてくる。話はおもしろい。

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Posted by ブクログ 2021年10月01日

1冊目を飲んだ勢いで2冊目読みました。

悪い奴がまたまたいっぱい出てきまして、最後はスッキリ。
ドラマ見てみます。

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Posted by ブクログ 2021年08月01日

ほんと胸が熱くなる。夢があるなぁ。こういうの読むと公務員になった自分にちょっと冷めてしまう。ただ、夢は自分次第。その中でも見つけれるのかなとも思う。
今回の個人的主人公は立花。
普段落ち着いている性格だが、やるときはやる。PMDAの滝川に対して発したセリフかっこよすぎる。鳥肌です。
医療の世界のドロ...続きを読むドロした権力争いがある中で、なにを求めて仕事をしていくのか。
医療に限らず、一度自分の仕事を見つめ直して、目的をはっきりさせ、夢や希望を持ちながら仕事をしたいと思えました。本当に良かったです。

ちなみに、脳内俳優書きました。適当すぎて多分笑います。率直に思いついた人たちなので個人的な友達や上司も含まれます。普段会うことのない俳優と友達が、言い合ったりするシーンが脳内に繰り広げられて楽しかったですw

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