【感想・ネタバレ】三日月姫の婚姻【イラストあり】のレビュー

あらすじ

ある事情から女として出生届を出され、日本画家である祖父と二人で暮らしている入江冬姫は、いなくなってしまった飼い猫を捜している時、銀座で画廊を経営しているという紳士然とした久慈貴仁と出会う。彼は十三年前に冬姫の母の葬儀で会ったことがあると言い、祖父への仕事の依頼とは別に、結婚を前提とした付き合いを申し込んでくる。冬姫ははっきりと断るが、貴仁は諦めず家を訪れる度に求愛してきて……。笠井あゆみ先生の挿絵も収録。

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泣けた泣けた

弓月先生の作品には、出だしで心をつかまれてしまいます。淋しいけれどどこまでも美しいシーン。胸がつまります。読み進めるうちに主人公がどこまでも心清らかな少年だとわかります。孤独な二人の出会いと再会に、涙をぬぐいながら読みました。

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2017年12月07日

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