【感想・ネタバレ】少女は卒業しないのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年12月21日

読み終わって、他の人の高校の卒業式の日を覗いてしまった気持ちになった。私は私の高校の卒業式しか知らなかったから、この本はフィクションだけど、こんなに1人ひとり違う想いを持って、卒業というものに臨んでいたんだなぁと実感した。7つの話とも全て女の子から見た卒業式、好きな人・彼氏、卒業式後のライブ(後夜祭...続きを読む)、卒業式の夜…など題名の通り「少女」たち。それぞれの行動と想いとが、頭にリアルに映し出される、本を読んでるのに映画を見てるようなそんな本。

文章のテクニックもさすが朝井さんっていう感じ。
送辞をそのまま1つの物語にしちゃったり、連続短編集だからこそ伏線をいたるところに散りばめておいたり、7つの話の時間軸がちゃんと 卒業式の朝→卒業式20-10分前→卒業式→卒業式後→卒業ライブ前→卒業ライブ中→卒業式の夜 と、卒業式の1日を7人の少女の視点から見ることができたりと、凝ってるなぁと思った。

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Posted by ブクログ 2022年03月10日

 どれも少女の淡い恋心を鮮明に描き出された7作品。個人的に一番好きなのは「四拍子をもう一度」ミステリー要素もあり楽しめて読めた。自分の高校生活とはかけ離れた感は否めないが、だからこそ非現実を体験できた。

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Posted by ブクログ 2022年02月11日

廃校になる学校の学生達の話が複数入っている。
最後に亡くなった学生の話を持ってくるから、感傷的な感覚で読み終わる。

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Posted by ブクログ 2021年07月11日

朝井リョウさんは、高校生のトキメキをよく覚えているんだろうなあと読むたびに思います。
だんだん距離が近づいていく喜びも、諦めなければならない苦しさも、卒業・廃校という舞台によってさらに高められています。

「エンドロールが始まる」
題名がいい。既婚者の先生に恋をした。図書室でなら近づける。

「屋上...続きを読むは青」
最初は「屋上の青」だったらしい。「は」、いいなあ。
幼馴染と屋上。真面目から抜け出せない孝子と「普通」から飛び出していく尚輝。どちらもお互いを大切にしているのがいい。でも、きっともう会えない。

「在校生代表」
卒業ライブ、照明。涙の理由が知りたくて生徒会に入った。テストの成績載せないで。卒業ライブ、照明がんばって。

「寺田の足の甲はキャベツ」
これはイマイチ…。私の甲はレタス。好きだけど、遠く離れても好きだと言える自信はない。サヨナラの花火。

「四拍子をもう一度」
もとは「雨上がりの四拍子」。独り占めしたい人と、みんなに知ってほしい人と。でも本当は、もう一度聞きたかっただけ。

「ふたりの背景」
これ好き。ヒエラルキーになじめなかった。だけど、決めつけていたのは自分も同じだったかもしれない。「そのままでいい」と、あすかには聞こえなかったけれど、真紀子は正道くんに言っていた。別れを受け入れた絵。うしろに流れる「The long and winding road」。

「夜明けの中心」
剣道部、調理部。香川の努力が駿を追い越した。でも、香川はそう思えなかった。そんなつもりはなかったのに。
まなみと駿の優しい関係がよかった。
だけど、ラストにこれをもってくるのはちょっとやりすぎよね〜。

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Posted by ブクログ 2020年08月29日

青春が詰まっている話。

校舎の立入禁止区域に入り込んだり、卒業式の代表スピーチで突然告白したり、ヴィジュアル系バンドの衣装が紛失したり…などなど、自分の高校時代にはあり得ないことばっかりだったけど、こんな高校生活を実際に送る人もいるのかな。

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