あらすじ
多くのビジネスマンが、
ロジカルシンキングをビジネスに用いるようになりました。
しかし、現状分析には有用なこのツールも、
未来を切り開くには力不足。
キャリアのステージが進み、
裁量が上がるにつれ、
想定外の事態に悩まされることが多くなるでしょう。
著者はスタンフォードで意思決定理論を学び、
マッキンゼーで多くの問題解決に携わってきました。
そこで生み出されたのが、
少ないリスクで最大の成果を得るための決断の技術である『熟断思考』。
なにが起きるかわからない世の中でも
前向きにビジネスを進めるための、
一生使える思考法です。
【熟断思考の6つのステップ】
1 悩みや課題のリストアップと全体観の把握
2 個別課題のフレーム設定
3 具体的な複数の選択肢の検討
4 不確実要因の明示的な取り扱い
5 価値判断尺度の認識とトレードオフ判断
6 1?5を統合した最終的な意思決定への取り組み
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Posted by ブクログ
スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考2014/9/26 著:籠屋 邦夫
会社や組織、社会の持続的発展のためには、天才的ひらめきによるトップダウンの「即断即決」よりも、じっくりと、丹念に、メンバーの知恵や知識を集めてフル活用する、的確なプロセスを踏んだ「熟断思考」の方が、組織全体の納得感が高くコンセンサスがとれる分だけ、より質の高い意思決定と実行に到達できる。
本書の構成は以下の7章から成る。
①スタンフォードとマッキンゼーで学んできたこと
②悩みや課題をリストアップし、全体観を把握する
③フレームを設定する
④選択肢を精査し、列挙する
⑤不確実性を考慮する
⑥価値判断尺度をはっきりさせる
⑦基本3パーツを統合しての意志決定
著者独自の「熟断思考」
既存の思考の組み合わせと独自のスパイスにより組み合わされたそれは非常に有用ではあるものの難しい。
ついていくのも難しく、頁を戻して読んだりそのまま読み進めても全てが頭に入ってこなかった。意図や効果については理解できるため最期までついていきたかったものの、理解にまではいたなず終焉してしまった。
数年後にもう一度チャレンジしてみようと思う本。
棚の少しおくで熟成させておこう。
Posted by ブクログ
意思決定の評価を定量的に行う点は同意。
但し、その手法として最後にNPIV(トータルでの嬉しさ)という相対的・主観的な判断を入れてしまうと再現性の低下、価値観によるばらつきが生じてしまうのではないかと思う。
Posted by ブクログ
イヤー。新刊だった。
いまの時流にあっているのかもしれない。
つまり、あまり決断ができないことが ネックになっている
という時代なのかもしれない。
しかし、塾断思考 という考え方が
理解できそうでできない。
本で読んで わかるものではないようだ。
実際自分で テキスト化して 考てみることが
必要なんでしょうね。
適切なフレームを作ること。
『意思決定と選択肢』
→『仕事のやりがい』『事業での成功』『待遇•給料』
『不確実要因』
『価値判断尺度』
インテリジェントとパッション。
主観的確率と期待値
嬉しいシナリオ
いかに Good Decision するのか がポイント。
未来は予測できない。
それを 『エイヤー』といって、決断する時もあるだろうが
なんとなく 決断している
私には よくわからない思考方法だった。