あらすじ
2015年秋、イングランドで開催される第8回ラグビーW杯に出場するラグビー日本代表。名将エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチのもと初のベスト8進出を狙う。本書では、ジョーンズHCに取材するとともに、チームの司令塔であるスタンドオフ(背番号10)にスポットライトを当て、ラグビー人気絶頂だった時代に活躍した花形スタンドオフの松尾雄治、本城和彦、平尾誠二のインタビューを収録。さらに現日本代表の立川理道、田村優らをクローズアップ。日本人司令塔の輝かしい歴史をたどりながら、日本ラグビーの歩みと現状、2015年W杯、2019年W杯日本大会に向けての期待と課題を提示する。
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Posted by ブクログ
本城はもっと活躍して欲しかった。平尾についてはセンターの印象が強いが、やはり3人一緒に記載すら事もあって、晩年のスタンドオフにしたのだろう。松尾は脚が必ずしも早くないにも関わらず、スワーブが本当に上手い。
Posted by ブクログ
(2015/6/10)
松尾、本城、平尾。
ラグビー華やかかりしころ、スターだった3人を前面に出して、
昔「は」ラグビーファンだった人々をひきつけておいて、
その実内容はラグビー日本代表がいかに世界と闘ってきたかを分析し、
2015年、2019年にどう闘っていくかを、エディさんや現役スタンドオフ候補のインタビューを中心に
語っている、私のようなリアルラグビーファンにはたまらない内容。
ああやっぱり9月にイングランドに行きたい!
世界に近づいては首脳陣の交代でラグビーの質が変わり遠ざかることの繰り返し。
タイトルはスタンドオフだが、やはりトップがどういうチームを作ろうとしているか、
その違いが一番大きい。
カーワンの時はやたら大きい選手ばかり選んでいて、結果を出せなかった。
今のエディさんは違う。大西さん、宿沢さんにつながる考え方で、
小さい日本人ならではのラグビーを目指している。
勝ってほしい。3勝して欲しい。その反面、また全敗の可能性もある。
新書を読むと、バックスの布陣が見えてくる。
10・12を立川、田村、小野が任されることは間違いないだろう。3人とも選ばれるか、けがで2人になるか。
15は五郎丸以外考えられない。彼のバックアップは有賀はきつかろう。
藤田か松島が勤めるか。
そう。13番。アウトサイドセンターはマレサウ、ヘスケス、松島。
11,14は福岡、藤田、山田。山田は三番手な気がする。30人に入れるか?23人には入れないのでは?
9は田中。リザーブを誰にする?日和佐?矢富?内田?内田が面白い気がする。
フォワード。バックローはツイ、リーチ、ホラニ。マフィは間に合うのか?村田、、、
セカンドローはトンプソン、アイブス。大野は苦しい。真壁は間に合うのか?伊藤、、、
一列目は堀江を中心に三上、畠山。
リザーブに誰が入るか。垣永、木津、平島、山下、、、なんで日本人は一列目ばかり人材がいるのか。
2,3列目が外国出身選手ばかりになるのが何とも、、、
しかし楽しみだ!
第1章 ラグビー黄金時代を築いた3人の「10番」(松尾雄治―国立競技場を沸かせた新日鐵釜石V7
本城和彦―国立競技場最多観客数を記録した早明戦
平尾誠二―ラグビーの「競技性」を魅力に引き上げた神戸製鋼7連覇
日本ラグビーの黄金時代とは何だったのか)
第2章 ラグビーワールドカップの衝撃(19世紀以来の伝統に終止符を打った第1回ワールドカップ
日本が初勝利を挙げた第2回ワールドカップ
松尾勝博―ディフェンスを武器にした背番号10
世界に衝撃を与えた第3回ワールドカップ
スタンドオフは岩渕健輔か、廣瀬佳司なのか―第4回ワールドカップ
ニュージーランドのコピーに終わった二つのワールドカップ―第6回大会/第7回大会)
第3章 「ジャパンウェイ」の今(伝統工芸の復活
ジャパンウェイを司る背番号10の素描)
第4章 「ジャパンウェイ」と「展開・接近・連続」(ジャパンウェイとは何か
伝説のスタンドオフ―蒲原(旧姓・藤本)忠正
エディー・ジョーンズと大西鐵之祐をつなぐ糸)
Posted by ブクログ
純粋におもしろかった。「スクラムハーフは分かる気がするけど,スタンドオフが何をしてるのか分からん」なんて質問したのが恥ずかしい。
しかし,南ア戦,見とくべきだったなぁ。