あらすじ
「大切なものだけを残す生き方」に、シフトしよう。
言い訳、タイムマネジメント、人脈づくり、自己啓発書、「私はがんばってます」アピール、完璧主義、嫉妬、自社基準の評価……。
あなたには「捨てたほうがいいかも……」と思う習慣はいくつあるでしょうか。
時間と経験が積み重なると、自分でも気づかないうちに、行動や思考が習慣化していきます。自分が本当は何を欲しがっていて、何がやりたいのかがわからないまま、情報や他人の意見に流されがちになります。
本書では、人生に「悪い影響」をもたらす40の習慣について、「捨て方」と「捨てて得られるもの」を具体的に伝えます。
捨てたいと思うものを1つずつ捨てていくことで、あなたの人生は、少しずつ前向きな方向に変わります。
たとえば……
★「忙しい」という口グセを……
捨てられない人→市場や会社の変化に気づけなくなる
捨てられた人 →俯瞰力と業務処理能力が高まる
★嫉妬を……
捨てられない人→想像力が低下して伸びなくなる
捨てられた人→すべての人の「いいところ」に学ぶことができる
★「ギブ&テイク」の考え方を……
捨てられない人→失望や怒りを無駄に抱え込む
捨てられた人 →人間関係のストレスが劇的に減る
増やさずに、減らす。とっておくのではなく、捨てていく。
「欲しいものを手に入れる生き方」から、「大切なものだけを残す生き方」へシフトする方法を教えます。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
色々と気付かされることがあった。
- 安倍首相に比べたら、我々の忙しさは、屁のようなものである。
- 「いい人」は「主体性のない人」である。確かにそうである。
- タイムマネジメントより行動のマネジメントの方が大事。不要なことをタイムマネジメントしてこなすことの愚。
- 「ハートイン・プロダクトアウト」は、とても良い発想。自分がとことん欲しいものを追求するものが、刺さる商品になるのである。
- 最初から「3回やり直すもの」と考えた方がいい。完璧主義を捨てる。
- 「不安を払拭できるのは、解決のための具体的な行動だけです。」行動!行動!行動!
まずは、仕事の中で、「3回やり直す」前提で、高速にサイクルを回すようにしよう。
Posted by ブクログ
●自分で仕事を作らなければ他人が作った仕事をやらされる。自分のアクションプランを描かなければ他人の夢のために自分の時間が使われてしまう
●賛否両論を巻き起こす人が時代を変える
人の心が揺れ動くアウトプットは必ず否定的な意見が混じる。つまり、「賛否両論を起こせる人が人の心を揺さぶる価値が出せる」
●「○社からの見積もりがまだ出ていないがどうなってる?」と聞かれた時、「先方からの返事がまだ届いてません」と答えるのはNG。これは悪いのは相手であって自分は悪くない、と言ってるようなもの。
⇒「すいません、私がもっと密に確認しておくべきでした。すぐに電話で確認して至急提出してもらうようにします。今日午後一には状況報告します」という言うべき。