【感想・ネタバレ】愛を演じて ベティ・ニールズ選集 15のレビュー

あらすじ

恋にめざめた乙女に求められたのは、愛を感じるのではなく、演じること。

ロンドンの病院で働く二十歳の見習い看護師ベネチアは、近くの店の爆弾騒ぎで腕を負傷し、かの著名なオランダ人脳外科医デュアルト・ター・ラーン‐ルティンガ教授に処置してもらうことに。かすかな意識のなか見上げた教授のハンサムな顔――そのとき、乙女の小さな恋は始まったのかもしれなかった。やがて、唯一の家族だった祖母が急死し一人残されたベネチアに、彼女の気持ちを知ってか知らずか、教授が突然プロポーズをしてきた。オランダで後見することになった孤児の少女が手に余り、模範的な家庭生活を示すために、妻役を演じてほしいというのだ。愛のない結婚は本望ではないと、泣く泣く拒むベネチアだったが……。■唯一無二の作風で愛されるベティ・ニールズの選集をお贈りします。年上の教授に淡い恋心を抱いたのもつかのま、愛の介在しない結婚を提案されたベネチア。祖母亡き今、寂しい身の上を思うと家族は欲しいけれど、形ばかりの偽りとは哀しい……。切ない葛藤の物語。

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Posted by ブクログ

☆3.5
いつものベティ
ヒーローの心の声の描写が無い時代の作品なので
あまりにヒーローの気持ちが分からず
前半はつまらなくて☆3
チラ見えしてきた後半から☆4

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2017年09月10日

シリーズ作品レビュー

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