あらすじ
交渉の本場・ニューヨークで百戦錬磨の日本人弁護士が教える交渉術。「譲歩するときは、譲歩の幅を徐々に小さくせよ」「相手の主張に賛成しながら、有利な方向へ話を導け」「壁にぶつかったら『半分ずつ負担しよう』と言え」など、序盤戦からクロージングまで交渉ですぐ使える実践ノウハウを一挙紹介!
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Posted by ブクログ
いわゆるアンカリングやBATNAといっ た交渉学というよりも、提案の順序やイエ スバットなど実務よりの心理戦の型70 選。
こうした交渉術の著書に触れるたび、もっとも重要な事とは「どのような結論に持っていきたいかを、言語的に認識している」ことの重要さが沁みる。
Posted by ブクログ
ロジャー・フィッシャーをはじめ交渉学関係の本は15冊ほど読んだが、交渉の際の具体的な応酬話法に言及した本は少なかった印象がある。
体系的に理論の学習はもちろん必要だが、具体的なケースでの自分の目的達成のためには「どのようなフレーズで切り返すか?」という視点がないと現実では交渉学は生きにくい。
本書はそのようなフレーズが多く載っており、技巧面で役にたつと思われる。
Posted by ブクログ
交渉時における駆け引きや心理を筆者の体験をベースに書かれた本。筆者は企業弁護士なだけあって、ビジネスマンを意識した内容であり、非常に勉強になった。交渉相手と対峙している時だけではなく、その前後においても色々と試行しながら交渉に臨むのが大事だとこの本を読んで分かった。