【感想・ネタバレ】万願堂黄表紙事件帖 一 悪女と悪党のレビュー

あらすじ

寝食を忘れて書いた原稿を没にされた久平次。地本問屋万願堂が言うには、登場人物が善人すぎるのだという。人間には欲がある。他人に負けたくないし、好き勝手に生きてみたい。その機微を刺激しつつ心揺さぶる物語を書けたら――。久平次が新たに取り組んだのは己の欲望に忠実な男女の騙し合いだった。売れる戯作に仕上がるか? 新シリーズ第一弾!

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Posted by ブクログ

こういった時代小説を読んだのは初めてだったが読みやすくストーリーも読み応えがあった。
悪女悪党の欲深さがむしろ清々しく、泥々していた印象よりむしろ振り切った感じがあって面白かった。話の結末もその先がどうなるのか読者の想像に任せていて想像が膨らむ作品であった。
シリーズだというので続編も楽しみにしている。

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2015年07月11日

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