あらすじ
千広の過去に関する資料を手渡されたサクヤ。そこには東京での哀しい事件が記されていた。全てを知った今、千広に会うためサクヤは立ち上がり…!? サクヤ・千広・聖・ユーリ、それぞれが前に進むため変わり始める☆
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Posted by ブクログ
んー、暗い…。笑
今巻は、聖ちゃんが静先生を好きになった理由とかも明かされて、色々な面で聖ちゃんメインな気がする。
聖ちゃんはサクヤを守ることだけに必死っていうか…だから彼女はある部分では間違ってないという見方もアリかな?とは思う。
実際誰一人として聖ちゃんを責めてるわけじゃないだろうし。でも本人にとってはやっぱりどこか後ろ暗いから、相手を攻撃しちゃうのかなと。
よく考えたら名前が似てるサクヤと桜!!(今更気づいたんかーい!笑)
サクヤもまた、両親のことでいろいろと抱えていて…不幸って言い方はしたくないけど、まぁ桜と似たような境遇っていうか。
でも、“優しい世界”を「そんな世界はファンタジー(幻想)だよ、ぜんぶぜんぶ夢(妄想)だよ」と思ってる桜と、どんな痛みにあっても「優しい世界は確かにある」って信じてるサクヤとでは、いきつくところは違うんじゃないかなと思う。
「距離をとったりしない 側にいる 過去がどうあれ彼を独りにはしたくない またこの世界に独り置いていったりしたくない」ってサクヤの気持ち…泣かせるわー。
“聖ちゃんのがサクヤの側にいる理由=サクヤが千広くんの側にいたい理由”だと分かった聖ちゃん。ちゃんと千広くんに謝れてよかった☆