【感想・ネタバレ】人生が大きく変わるアドラー心理学入門のレビュー

あらすじ

「仕事やプライベートでの人間関係の悩みを解決したい!」
「もっと自分に自信がもちたい!」
「折れない自分をつくるにはどうすればいいんだろう…」

アドラー心理学は、まさにそういった人々の悩みを、発展的に解決できる心理学です。

本書は、はじめてアドラー心理学に触れる人にも、
これまで何冊も手にとってきたけれど、いまいちわからなくて…という人にも、
もっと深くアドラー心理学の全貌を学びたいという人にも応えられるよう、解説した本です。

これまでのアドラー心理学関連の本の多くは、自己啓発の色合いが強く、紹介されている分野に偏りがちでした。本書は、難解といわれるアドラー心理学の全体像を体系的に取り上げ、代表的な言葉や知識を網羅しつつ、図解やイラストを交えてわかりやすく紹介しました。

さらに、アドラー心理学を実際にどう生かすかというシーン別解説を、「自分」「人間関係」「仕事」「家族」などのカテゴリー別に、具体的に学ぶことができる構成です。自分自身にあてはまると思ったところから読んでください。

私たちには、自ら人生を変える力があります。
アドラー心理学は、私たちが、自分の人生を自らの力で切り拓く大きな助けとなります。
ぜひアドラー心理学の考え方と生かし方を身につけて、人生を軽やかに、豊かに生きていきましょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

体系的なアドラー心理学の本。図解も多く、文字が詰まり過ぎていない。今まで応用的なアドラー心理学に関する本を何冊か読破してきたが、この本にはアドラー心理学の基本的と言える事柄が濃縮されている。こういう一冊が欲しかった。この本はアドラー心理学の基礎となる。有用な一冊だ。

一番共感できたのは兄弟構成は性格に大きく関係がある事だ。
私は3人兄弟で姉二人の末っ子である。末っ子は他人というものは勝手に信頼のおける人だと認識している。そして弱い存在なのだと劣等感を感じている。他者から何か施しを受けるのが当然であり、引き継いだ技術を自分に改善することに生きがいを感じる。そんな私は永遠の赤ちゃんらしい。。。。40を超えて痛感するのは多少まいるが、主観的にみても私は永遠の赤ちゃんなのかもしれない。そして自分がそうである事に対し自覚があって私は劣等感を抱いていたが、兄弟構成のせいだよね、というと自然の理とかそういう次元の話なので致し方ない。自分を許容できた。

アドラー心理学 5つの理論
①自己決定感 自分の運命を決める事に価値があり、主体性のある仕事 人間関係こそ幸せに不可欠。
②目的論 逆説的に言えば原因論を否定する事。大概のおとな達はこれに該当し、今までの過程を重視する。それも過去の情報から判断し、変化を認めないという目的があるからこそだとも思う。人は目的を持って自ずと行動する。人間関係において、こう見られたい、として行動する。
③全体論 体と心はつながっている。矛盾していない。
④認知論 人それぞれの主観から生まれる常識がある。他人は他人であり、他者意識をもって対人関係に臨むべき。
⑤対人関係論 人のあらゆる行動は相手役のいる対人関係である。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分自身が他者と向き合い、より良い関係を作ってく中で失敗したり中途半端になった問題点があったのですが、今までそれを自分が言語化できず、モヤモヤしてたのですが解決できるような事が散りばめられていました。

良かったものを2つほど紹介します。

1️⃣自分の思い込みをストップする
人はそれぞれ自身の主観で、物事を見ます。
しかし、その見方が歪んでいき周囲との摩擦を生み、「ベイシックミステイクス」という考え方をする場合があります。
それらは、5種類あります。
・決めつけ

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2022年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

流行りのアドラー心理学。
図解入りでわかりやすいが、誤読すると精神論になりがち。

心の悲鳴だけでなく、からだの軋みにも耳を傾けないと。

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2017年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アドラー心理学の概論から各論まで、コンパクトかつ見やすいノートのように情報が整理されている。
劣等感、認知論、目的論、ライフタスク、課題の分離、ライフスタイル、家族布置、勇気づけ、共同体感覚。
付録の「夢の理論」については消化不良ぎみだった。
15-164

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2015年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アドラー心理学は、未来志向の目的論の心理学である。
ネガティブ思考に陥りがちな自分に対して、本書が教えてくれ印象に残った部分は次の3つ。

・一番納得できたと思った部分は失敗した際に、「チャレンジの証・大きな目標へ取り組んだ勲章」と捉えること。

・嫉妬は羨望が浮かんできたら:
天気・天災のことを思い出す。自分でコントロールできないものを受け入れる平静の心をもつ。自分で変えられるものを変える勇気を持つこと。

・誰もが自分特有の見方をしているが、自分を生きにくく、他人と摩擦を生じさせる考えを「ベーシックミステイク」というが(可能性を決めつける、誇張大げさにとらえてしまう、大事な側面の見落とし、過度の一般化すべてがだめと思ってしまう、誤った価値観自分を無価値ととらえること)、本当にそうか?・またこの考え方をしているな・こうすればどうだろうと建設的に考える。

自分の負の部分をチクリと指摘され、苦笑いしながら読む部分もあり、自分の人生をより良く自分で決定していくため心に留めておこうと感じた。

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2023年01月30日

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