【感想・ネタバレ】科学者の卵たちに贈る言葉 江上不二夫が伝えたかったことのレビュー

あらすじ

研究生活で壁にぶつかって苦しいとき、尊敬する人がこんなことを言ってくれたら……。戦後日本の生命科学を牽引した江上不二夫は、独創的なものの見方やアイデアで周囲を驚嘆させただけでなく、弟子を鼓舞する名人でもあった。生命に対する謙虚さに発したその言葉は、大発見を成し遂げた古今の科学者の姿勢にも通じる。

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Posted by ブクログ

高校生の時代、せめて大学院に行く前には出会いたかった本、とは言えその頃にはまだ出版されていませんでしたが。
理系に進む人にお勧めの一冊です。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

研究が行き詰まりがちな今日この頃。
自然に対して謙虚に、そして自分の研究を大切にするという姿勢に元気を貰った。
牛馬的研究でもよい、ゴールが見えなくても良い。研究の面白さは人が決めるのではなく、自然がもたらすのだから。
明日からまた頑張ろう!

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2013年11月05日

Posted by ブクログ

弟子による故江上不二夫教授の語録。
熱い本。元気になる本。
自分を見失った研究者がもう一度初心を取り戻せる本。

理系の人は迷わず読むべき。

文系の人は・・・注釈無しに書いてある大量の科学史イベントが気になるかもしれないが、SFかファンタジー小説のように読み流して、あるいはwikipediaを見ながらでも読みすすむ価値がある。特に部下を抱える人は。

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2013年10月12日

Posted by ブクログ

via @torazuka さん。よい本を教えてくれてヨンキュー!

江上先生のことは不勉強にして存じ上げなかったのですが、普遍的な話としてとてもグッときました。

研究室で一丸となって大きなものを追っていく感じではなく、学部生時代から独立した自由なテーマを尊重するところなんかは自分の出身研究室とよく似ています。が、牛馬的研究に関する見解は私の指導教官のO先生とだいぶ違う見方で、個人的には衝撃、というか目鱗でした。最後の章もとても熱くていい。

ちと感じたのは、、、私は江上先生、そしてこの本の著者の笠井先生が専門にしている生化学や細胞生物学のようなミクロ系生物学はひと通り勉強しただけですが、それでも下地はだいたい知っているつもりで、その辺りの知識がないと完全には楽しめない鴨、、、なーんて思ってしまったのも事実。
でも虎塚さんの書評はかなり本質的だったので、おそらく杞憂ですね:)

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2019年01月20日

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