あらすじ
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱……。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ――。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか!
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Posted by ブクログ
昔ここは宿場町でした〜なんて聞いたことあったけど、宿場町ってなに??と思っていました。
この本を読んで、そりゃお金は落ちるし栄えるわけだ〜と納得。
現代人からすれば、江戸初期も中期も後期もひっくるめて江戸時代だけど、300年も続くなかで制度やしきたりが変化していくのが面白かった。
武士の合言葉の一所懸命がかっこよくて、これからわたしの座右の銘にしたい。
Posted by ブクログ
面白かった!うつけのフリをする御殿様とそれを支える部下の侍たち、無事に江戸まで着到できてよかった。謀反を企んでいる後見人が助っ人に切られるところも個人的にはよかった!御殿様的には思うところがあったみたいだけど。。。この時代から上司のふわっとした言動に対して部下が忖度していたんだなー、この文化が今日まで続いているのかな?と思ったりもした。