【感想・ネタバレ】一路 (上)のレビュー

あらすじ

失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

西美濃田名部郡を領分とする旗本、蒔坂左京大夫の参勤交代で御供頭を務める小野寺一路のお話。江戸生まれの江戸育ちで、お役目について急逝した父親からは何も引き継ぎされていなかったが、実家の焼け跡から先祖が残した行軍録を発見し、それに倣って江戸へ向けて出発する。しかしお殿様の後見役である蒔坂将監のお家転覆の計略もあり、気が抜けない状況。とにかく面白い!すぐに下巻に取り掛かる。

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一路(いちろ)という名の実直な主人公が、強運と周りの人に助けられ、権謀術数渦巻く中での参勤交代という困難を一つ一つ乗り越えていく話。もちろん悪役はいるが、主人公の周りの人間が気持ちの良い人達ばかりなので読んでいて気持ち良かった。★4

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2022年07月18日

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