あらすじ
金本は、いかにしてダメ虎を常勝軍団にし、連続フルイニング出場の世界記録を達成したのか。その肉体、精神力、リーダーシップの秘密に迫る。また、阪神移籍の真の理由など、本書でしか読めない本音も満載!
※電子書籍限定オリジナルカバー版
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Posted by ブクログ
骨が折れても、痛い顔をしない。
旧時代的な考えだが、馬鹿にできないと思った。
痛いと言えば、代えられる。そんな姿勢は現代でも必要になる場面はあると感じた。
初めは、強制でも、続けることで人は成長する。
人間は強くないので、強制力は成長にとって、時には必要。
2008年の8月に書かれた内容なので、ちょっと悲しくなりますね
Posted by ブクログ
名著。
つべこべ言わず、仕事に拘りを持てと。
金本のプロ意識が2003年の阪神タイガースを劇的に変えたのだと確信した。
そしてここ最近彼への尊敬の念が欠けていた自分を悔いた。
引き際もあるし、あとは監督の判断だが、これだけの覚悟の男を、しっかりと使うべきところで使ってほしいと切に願う。
そして、自分自身。つべこべ言わず、とにかく覚悟のもとに行動する。ただそれだけ。
Posted by ブクログ
チェック項目22箇所。プロとのレベルの違いに直面したとき何度も諦めたが、そのたびに覚悟を決めたこと。連続試合出場の価値は打率や防御率に比べると低い。怪我をしていても言わなければ怪我ではない。木佐貫投手とのこと。デッドボールのトラウマはバッターとピッチャー両方。努力が習慣になる。これで満足と感じたらそれ以上の成長はない。星野監督の熱意。何度も何度も誘う。若い頃から30代を見据えて鍛えた。全部の試合に出たいと思うからこそ選手生命が伸びた。信頼に応える・・・男らしさ。無理やりでもやらされていれば伸びる。動くことが肝心。審判の判定に不服を示した学生時代のこと。監督から怒られ下級生と同じ扱いになったときの学び。準備=覚悟があれば絶対に心はぶれない。監督が変わって態度が変わる。
Posted by ブクログ
金本選手のプロ意識はすばらしい。
金本選手の姿勢を見て、自分も・・・と
思うプロ選手もいる事を考えると、プロ中のプロと
言っても過言ではないと思う。
そんな金本選手が書いた本。
良い話が沢山あったが、子供を持つ親として
「人からやられてても、やるときは本気でやる」
と言うのは、大いに参考になると共に反省もした。
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プロに入り周りのレベルの高さにめげることなく練習することを習慣化できた金本選手だからこそ、世界記録を達成できたのだと思う。怪我をしても試合にで続けるメンタルの強さは本当にすごい!
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金本の現役時代の経験をもとに書かれている。彼は連続フルイニング出場の日本記録を持つ、文字通りよ鉄人であるが、そうした彼を支えたのは強い覚悟であった。一度覚悟を決め、行動しさえすれば、すぐに成果は出ないかもしれないが、後々になって大きな功績となる可能性がある。
最初は嫌々でも、やっているうちに習慣づいてくるものだと金本は言う。
しかし、「ゆとり世代」などと言われる現代っ子たちに、このような古き良き時代の日本人的考え方が本書から伝わるかどうかは難しいということで☆4つとした。
Posted by ブクログ
アニキ・初著書!
覚悟を決めて我が道を突き進む。
連続フル出場の世界記録を更新し続ける鉄人の「リーダーシップ」「精神力」「強靭な肉体」。
(上記は帯紙より)
プロ野球選手と同様に、会社員もプロ意識を持つべきだと再認識した。他人の評価が全てだと肝に銘じ、不平不満を持たず、人よりも少しでも多く努力しようと思った。
満足したら終わり、常に高い目標を掲げて邁進すべし。
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2008年シーズン中に書かれた本、まさか優勝を逃すとは思わなかった年だ。
鉄人金本も1991年入団時は細く、とてもプロとしてやっていけるレベルでは無くあまり期待もされていなかったらしい、しかしそこで覚悟を決め筋トレをはじめまた無理をしてでも食べ体重を増やしていった。因みにこの年のドラフト4位は他にイチロー、中村紀、桧山がいる。
レギュラーを掴みかけた時の新たな覚悟は絶対に変えられない選手になるだ。怪我は試合に出て治す、外野守備で迷惑をかければその分は打って取り返す。実際にケガの後で集中力を増し良く打っている。フル出場にこだわって準備をしたことが結果として鉄人を作りあげた。本人は元々肉体的にも強くないし、意志も強くないというが要求水準が高く普通の努力はして当たり前だと思っているようだ。
だから阪神移籍後監督が星野から岡田に変わって自主性に任された途端サボり出したチームメイトに幻滅したと言っている。前年には金本に影響され休みたがらない選手が増えたと思ったのに結局監督が怖いからやってただけかと。一方でやらされることは否定していない。自分がやってることもケガをしたくないからである意味やらされているからだと。その後チームは自発的に立ち直り2005年に優勝したのは嬉しかったらしい。
金本が誇りにしている記録に1002打席併殺打無しがある。常に全力疾走を続けた記録だからだ。
21年間お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
試合でも練習でも自分の限界を超えたプレーをする
金本のような人がいるから
人はスポーツに魅了されるんだと思う。
残り試合、活躍してもしなくても、
一塁まで全力で駆ける闘志を見たい。
著書「覚悟のすすめ」もう一度、読み返してみます!
Posted by ブクログ
驚くような内容が書いてあるわけではない。でも、赤裸々に監督への不満とか。チームメートへの不満とか。書いてあって、プロ野球選手が何を考えてプレーしてるのかという点についてとても勉強になった。また、いくらプロの野球選手であってもモチベーションのコントロールが難しいことまた、上への不満下への不満それらが常に存在していることそれを知れた。これも参考になった点である。参考になった点。箇条書きで書いていきます。
ビビリだからこそ、努力する。
傷をなめあうのがチームワークではない。
故障と怪我は違う。
今できることを着実にやる。
やらされる練習だってためになる。
覚悟があれば絶対に心がぶれない。
Posted by ブクログ
覚悟について知りたくて読書。
いい師匠と出会い、常に感謝することの大切さ。
やらされて努力した。ビビリだから・・・・・という文章が印象的。
すごいと感じるのはプロ入りしてからの進化していく様子。まさに努力の天才。また、1歳でも年上だとさんづけ、同じ年、年下は呼び捨てこのあたりに著者の人間関係の上下意識が垣間見られる感じで興味深い。
著者の信念、経験、知恵をプロ野球選手の選手生命を延命へ役立てくれるともっとプロ野球が盛り上がるのだと思う。
努力が習慣となる。
1年でも長く現役でいてほしいと願う。
読書時間:約40分
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
連続フル出場の世界記録を更新し続ける鉄人の「リーダーシップ」「精神力」「強靱な肉体」。
[ 目次 ]
第1章 折れない心
第2章 努力する心
第3章 チームプレー
第4章 強靱な肉体
第5章 感謝の心
第6章 リーダーシップ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
阪神タイガースの不動の四番バッター、金本知憲。
40歳になってもなお4番として活躍し、連続フルイニング記録は世界記録を更新。
そんな鉄人、金本知憲が自身の野球に対する「覚悟」を書いたのが、この本です。
そんな不動の4番の金本選手だが、意外なことに自分をこう分析している。
・自分は強くない人間
・エリートではない
・臆病な人間
今の金本選手からは到底想像できないが、自分自身ではそう感じていたそうだ。
高校卒業後進学できず浪人。
ドラフト4位での入団。
1年目はわずか5試合のみの出場。
という、決して華々しくはないスタートから、いかにあそこまでのスター選手に変貌を遂げたのか。
その理由は野球に対する覚悟と、人一倍真摯に取り組む努力以外のなにものでもない。
この本を読んで聞くと、金本選手の野球に対する凄まじい覚悟を感じました。
入団当初、レギュラーになれなかった悔しさから、
練習に没頭し、他の選手が休むシーズオフでも激しい練習とトレーニングを続けたこと。
その後、レギュラー入りした後でも、怠ることなく、さらに過酷なトレーニングを続けたこと。
そして
自分のことよりも、チームの勝利に対する執念。
自分を支えてくれる周りの人への感謝。
あのような偉業を成し遂げている、金本選手の裏には、
とてつもない覚悟と努力の結果なのだなと分かりました。
本当の意味での「プロ」野球選手、というのを感じずにはいられませんでした。
Posted by ブクログ
鉄人が、鉄人である所以がわかる本。
すべき事を考え、確実にこなしていく、アニキのプロ意識の凄さ。
覚悟を決めるとは何なのか、なぜ重要なのかがわかります。
何かを始めても、なかなか続かない人におすすめです。
Posted by ブクログ
阪神ファンというわけではないのですが、たまたま読みました。アニキのプロ意識に圧倒されました。自分の仕事姿勢を振り返る気付きにもなり、とてもよかったです。
Posted by ブクログ
金本選手の野球への取り組みについて書かれた本。野球エリートではないがゆえに、血の滲むような努力の継続、泥臭い思考、態度にかっこよさを感じた。
華々しさはないが、そんな努力をし、真剣に取り組んできたからこそ「鉄人」「アニキ」と慕われるようになったのだろう。
引退してから著した本だと思ったが違った。初版時期をよく見ておけば良かった。
Posted by ブクログ
実家に置いてあったので、再読してみた。
鉄人金本智憲氏が2008年に著した本。
2008年といえば左膝の手術明け、岡田彰布監督の最終年(讀賣に逆転優勝をくらう)、まだ連続フルイニング出場記録続行中だったか…。
ビジネス書としても読める。
Posted by ブクログ
アニキ渾身の一冊。読めば、野村克也氏、落合博満氏が金本を評価する理由がわかる。プロならば「楽しむ」ではなくてがむしゃらに。そして感謝の心が大切とのこと。努力家のイメージがあるが、金本自身はビビりで、何かあった時のために準備しているだけだそう。共感できるところも多かったし、自分自身が心掛けていることは間違ってない事が確認できた。
Posted by ブクログ
鉄人の秘密がわかりました。毎日出場するのをモチベーションにするというのは、誰にも真似できないことで、素晴らしいと思います。とはいっても、会社に年休無しでいくつもりにはなりませんでした。(;o;)
Posted by ブクログ
阪神の金本アニキの著書。
タイトルに惹かれて読んでみた。
いかんせん自分には覚悟がないので。。。。
金本選手と言えば、やはり鉄人。フルイニング出場記録が頭にある。
それも、何があっても休まないという覚悟の結果だということがわかる。
中でも心に響いたのは、以下のフレーズ。
これらは、仕事にも生きていくうえでも必要だと思った。
準備=覚悟があれば絶対に心はブレないということ。
何かを成し遂げようと考えるとき、大切なのは「どうにもならない状況に陥ったとき、どうするか」「何ができるか」
「最低5年は1軍で活躍しないとプロとして認められない」
「1.2年いい成績をあげたからといって、プロの世界で認められたと思ったら大間違い」