【感想・ネタバレ】ユキは地獄に堕ちるのか 5巻のレビュー

藤原ヒロ

虚宿の本体が封印されている、六辻村の洞窟へ入るユキたち。ユキはその夜、「雪」の過去を思い出す。それは、八百年続く封印の宿命を明かす、真実の過去だった!!宿命に従い、外道界とつながる穴を完全に封印するには、また誰かが犠牲にならなければならない！葛藤を抱えたまま、六人は封印の儀式の日を迎えるが…!?

[ブクログ · ★★★★☆]

春花の思いがけない告白。ユキを巡って三つ巴状態。でも春花がユキを好きになる気持ちはすごくわかる。ユキだけが春花の天使なのもわかる。けどそこに嫉妬する天哉はわからぬ。秋羅の夜這いは相当に良かった。秋羅がいいと思う気持ちは序盤から変わらないな。雪と俊良の出会いと村に宿命が出来た経緯がやっとわかった。天哉がついにユキに本気っぽい？そして最後はいよいよ封印の儀式の日。完全に外道界の穴を封じる術として、ユキが新たな封印になるという。どうなっちゃうのかな。次が最終巻とのこと。読み始めたらガンガン読めちゃうから面白い。楽しみ。