あらすじ
「今日までの世界を脱ぐのだ」
RADWIMPS野田洋次郎が綴った、時空を超えた記録。
待望の書き下ろし初書籍!
カリスマ的人気を誇るロックバンドRADWIMPSの全ての楽曲の作詞作曲を担当する野田洋次郎。
深い思索の末に辿り着いた恋愛観や死生観、音楽論、世界中で起こっている様々なニュースに対する考察、はたまた6月6日公開の映画『トイレのピエタ』での主演を決意するまでの胸の内などが、その楽曲を想起させる独自のテンポで綴られた、日記形式のエッセイ。
【著者コメント】 期せずして今年30歳を迎える自分。今、自分が何者なのか。何に怯え、何を喜びに生きているか。また、周りを見渡した時に生じる疑問、違和感、不条理を一つ一つ残しておこうと思いました。そうやっておぼろげではありますが、世界と 僕との距離、そして愛し合い方が分かってきたように思います。作詞とはまたまったく違う、脳内旅行体験をすることができました。 ――野田洋次郎
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Posted by ブクログ
洋次郎の頭の中が少し覗けたみたいで嬉しい
わたしが感じてた違和感だったり不思議なことだったりが言語化されてて感動したし、自分にはなかった価値観もあったりして、読んでてとってもたのしい本でした!!
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著者のことは彼が高校3年生の頃にFMヨコハマで番組を持っていたころから好き。
この本は色んな話があるけど、幼少期のアメリカ生活の話が特に面白い。
小学校の低学年の時、大型犬を家で飼っていたのだけど、その犬が授業中の教室にまで来てしまって大騒ぎになったとか。
小学校の校歌がディズニー『ミッキーマウスのマーチ』の替え歌とか。
この歌はネットで検索したら小学校のオフィシャルHPで聞けた!
国と神様に忠誠を誓う宣言を全員毎週朝に星条旗に向けて実施するという話も目からウロコ。
アメリカって人種のるつぼだけどそういうことはするのかーと。
むしろ人種のるつぼだからこそなのか。
著者は日本で国歌斉唱を生徒たちにさせるのは違憲だと問題になるのは笑っちゃうとのこと。
「鍋を食べるために柚子胡椒があるのか、はたまた柚子胡椒を味わうために鍋を食べているのか」
これは名言!
まだ20代後半に書かれた日記だけど、昔はとんがってた、今は丸くなったみたいな記述もある。
昔のバブルの頃のミュージシャンみたいな部分もあったんだなーと思わされた。
Posted by ブクログ
・出口が決まっていない目標は達成しづらいね。人の一生と一緒。
・自分の大事なものを平気でゴミ箱に捨てられる人と一緒にいれない。
・『ココダカラコッソ』
・人はそんなに変わらない。どの俺も俺の中にいる。今の俺を引っ張ってる『俺代表』のこいつが、少し頼りになるやつなんだ。
・4分の1安渡、4分の1怒り、4分の1呆れ、4分の1笑いの表情で先生は僕に「What?!」と言った。
・やはり自分の中の満足は自分でしか与えられないのだなと改めて思う。
Posted by ブクログ
やっぱり野田さん最高、世界観が好きなんだよね。そしたら本も日記の文章も、表現の仕方も、言葉選びも言葉遊びも最高でした
何か考えてる時に、他のこと考えだしちゃうとことか、勝手に自分の頭の中だけで繋がりが見つかって話ぶっ飛んじゃうとことか、真剣な話しの時に言葉遊びしたくなっちゃうとことか、わかる。わかる、わかる、わかりみが…深いよ、と思った。よ。
そんなとこが、自分だけじゃないんだな、と安心した。あーぁー。
Posted by ブクログ
これまでに、なぜか集中力が続かずに読みきれなくて。やっと最初から最後まで読んだ。野田洋次郎の人となりを知れて嬉しかった。そして、音楽に映画、写真といった私も好きなものばかり溢れていてたまらなかった
Posted by ブクログ
人間なんて大人気中の大人気生物に決まってる。常にあの世では予約待ち。人間にひどい目に遭わされた生物はそりゃ数えきれんくらいいるだろうし、彼らは血の気多く、人間に生まれ変わったらどんな復讐をしてやろうかと画策してることだろう。人間は下手したら蟻やイグアナやネズミや蜘蛛やゴキブリを経て何百万回目でなれる超スーパーあたりクジではないかとさえ思う。(本文より)
野田洋次郎ワールド全開。
野田さんは予想通り頭が良くて面倒臭くて精一杯「生きている」人だった。いつかライブに行ってみたいな、あとこんな日記書きたいな。一年前の自分との変化を楽しみたい。
Posted by ブクログ
ファンならばものすごく良書。海外で過ごした幼少期や考え方など、彼のひととなりが伝わってくる。なんだか会って話した気になっている。曲は好きだが面倒なひとなんだろうなと思っていたが、読んだ後には悪くないなと思えた。
BUMP OF CHICKENの藤原基央が本書に少し出てくるが、彼にもぜひ本を書いてもらいたい。
Posted by ブクログ
大好きなRADWIMPSのボーカル野田洋次郎さんの初のエッセイと聞いて、とても楽しみにしていました。ツアー中の出来事や音楽にかける想いから、人生観まで、今この時の気持ちが表現されていて、何度も心が揺さぶられました。
自分のなかに大切にしまっておきたいことばや考え方にも出会えて、忘れられない1冊となりそうです。
Posted by ブクログ
息子が好きでRADWIMPSの歌はよく聞いていて、野田洋次郎さんはかなりの変人だと思っていました。でも、このエッセイ(日記)読めば読むほど私の(変人)イメージとかけ離れ…
変人なんて言ってゴメンなさい。洋次郎さんは神様のような人でした。言葉の一つ一つが優しくて愛情が溢れている人。
共感することも多く、読み終わるのがもったいない、と思うくらいたくさんの愛のメッセージをいただきました。これから何回も何回も読み返して、私も少しでも彼のような優しい人間になりたいと思いました。
Posted by ブクログ
バンド、RADWIMPSのボーカルの人が書いた本。哲学的な歌詞が特徴でどこからそういう言葉がでてくるんだろうともっと色々知りたくなって読んだ。読み応えのある445ページ。また読みたいと思わせてくれました。
正直、将来とか不安だったけど、野田さん、ちゃんとお仕事してる、ちゃんと生活してる、ちゃんと寝てる。だから、大丈夫だ。きっと私も生きていけると思い泣きました。
2015.6.23(1回目)
Posted by ブクログ
高校生の時、大学生の時、青春真っ盛りの自分の生活をRADWIMPSの音楽が彩ってくれていました。
友達とワイワイしている時、失恋した時、恋した時、通学中、ずっと聴いていました。
「ふたりごと」「俺色スカイ」「me me she」「最大公約数」「25コ目の染色体」「有心論」etc
好きな曲を挙げると枚挙にいとまがありません。
RADWIMPSのボーカル、野田洋次郎が2014年2月から7月の間に書いた日記に、一年後振り返って新たに思ったことが補足された一冊となっています。
家族、バンドメンバー、友人、ライブ、幼少期、戦争、差別、恋愛観、ウォシュレット、ゴキブリ、映画etc
洋次郎がその時思ったことが多岐に渡り、徒然なるままに書かれています。
自分の好きな人の頭の中を覗くことができ、面白かったです。そして、私なんかが到底思いつくことができないような歌詞を考える洋次郎は、
「この世界をそういう風にみているのかぁ。」
と思わせてくれました。
Posted by ブクログ
魅力的な人のエッセイは、エッセイでありながら面白いんだ。
という事をこの本で学んだ。
正直、消化試合程度の気持ちで開いたが、想像以上に楽しくて読み耽ってしまった。
『君の名は。』がまだ生まれる前の、智史がツアーを回っていた頃のRADWIMPS。
洋次郎らしい言葉で綴られる回顧録は、自己啓発本みたいな側面もあって、社会からはみ出しかけた自分が少し肯定されたようだった。
RADの外の、曲や、映画や、豆知識やら色んな新発見もあって読んでいて飽きなかった。
新感覚・超・エッセイでした。
エッセイってこんだけ書くことなかなかないけど、ゲシュタルト崩壊。
エッセイ・エッセイ・エッセイ・エッセイ
Posted by ブクログ
高校生の時に買ってから読んでなかった。
自分も日記をつけているから思うけれど、ことばで自分を表すのって本当に難しい。
心の動きをそのままことばにのせることの難しさってひとしおだと思うけれど、洋次郎はそれが上手なんだと思う。
Posted by ブクログ
分厚いので、その日によってパラパラページを巡って読んでます。
政治的な話や時事ネタにも結構ぶっこむし、たまに偏ってたりするのでそこは軽く流してます。
Posted by ブクログ
あのライブとあのライブのあいだに、こんなことがあって、こうしてこうなったんだー!って言うことがありました。メンバーの性格も良くでてますし、野田さんの考えてることもわかって、今までよりも、RADWIMPSのことを、しれた気になれましたね。
Posted by ブクログ
あの方の言葉ってひとつひとつがどんなに当たり前の日常だったり風景だったりしても、それがちゃんとその時の気持ちとか気分が伝わるように文字になってて凄いなって思った。
それに個性的な物の考え方が書かれてたりしていて凄く新鮮で、そんな中にもほのぼのとした情景があったり色んなことがぎゅっと詰まっていて綺麗な作品だった
Posted by ブクログ
RADWIMPSのボーカル野田洋次郎によるエッセイ。ライブツアーの3ヶ月で感じたことを綴っている。
内容自体は洋次郎さんの歴史を知れたり、そのときどきのライブへの気持ちやメンバーのことがかいてある。やっぱりライブだけじゃわからない RADの姿、一流としての苦悩が垣間見える一冊。一本筋が通ってるというかそういうのが一流なんだなと。
Posted by ブクログ
この宇宙を見渡して、好き嫌いの両端に立つのが自分なのです。もしかしたら、僕の最愛の人というのは、そのふたりの手と手を取って「はい、仲良くね」と繋がせて言ってくれる人なのかもしれない。そして僕も同じように、その人の中の手と手を繋いであげられる人。高崎は達磨の産地として有名 桑原彰バンドメンバーの家で弾き語りでオアシスの歌を唄う 武田祐介 スラップベースおしゃかさま 多弦ベース 音大の後輩で一人いいのがいる それいらないの? ツインペダルを駆使し 新横浜のファーストキッチン 一途な男 一人の人間の変遷へんせん 宇都宮の正嗣 あずさ2号 揺り戻し 自分の''ふつう''が、周りの''ふつう''じゃないこと。自分の''当たり前''が他人の''極端''であること。散々言われてきた。でもみんなそうだろうが。しょうがない。でもしょうがないじゃすまされない。人間同士、それがすべてだ。たまにその匙加減が奇跡的に、かする程度でも近い人と話すと嬉しくなる。そして、ずっと近いと信じて一緒にいた人が絶望的に自分と違うと知った時の悲しさはやばいんだ。これが一番やばい。生きてる中で。自分の大事な物を平気でゴミ箱に捨てられる人と一緒にいられない。そりゃそうだ。諦めたくないよ、自分にとっての大事なもの。じゃなきゃ生きた甲斐がないじゃん。沖縄の海ぶどう 博多のもつ鍋 どんなに頑張ったってうちらはこの脳の数%しか使えないんだって。悲しいけど。それなら思いっきり使えるだけ使ってすげぇこと考えたい。このたった一つの脳で、まだ世界でだーれも考えたことないこと考えられるかが勝負だ。みんな仲良しなのである。大体同じ。平均をこよなく愛すのだ。大体の真ん中を。たかが「音楽に乗せる飾りじゃないか」という想いと、「誰かの一生をも変えてしまうかもしれない不思議な魔法」という想い。その間で僕は今も歌詞を書く。 善木さーん、事件は現場で起きてますよー。 マニュピレーター こんな日記になるはずじゃなかったけど。まぁいいや。やっぱ残しとかないと。いつ死ぬかわからないから。ほんと大事、言葉にする。 無敵風 あぁ。あと何回出逢えるだろ、あの気持ちに。 きのこ帝国 基本『今』をいつも『過去』として認識している 記憶で人は生きている もっと言えば記憶が人を生かしてる 記憶が無ければ永遠に赤ちゃんだ 人は記憶で生きている 人に感じる愛情も、切なさも、同情も友情も、それは記憶のおかげだから。好き、嫌い。その全ては記憶だ。自分だけの記憶。どうせ生きるなら、ちゃんと記憶したい。そんなことを考えて生きてるわけじゃないけど、そんな潜在的意識がこの前頭葉にあったら素敵だなぁなんてことを思う。ありがとうね、いつも。僕は感情の波が激しい 躁鬱 朦朧 極端 いきたい場所があって、幸せにしたい人がいて、やり残した後悔があって、それらに対して今できることがあって、やらないでそのままにしておけない。 生は、暴力的だ。なんて酷い話だ。生きている全ての人は死ぬのだ。命を、殺されるのだ。 不測の事故が起きた時、「我々は注意喚起はしてましたから」、その一言が言える為にあるんだ。 「空へ飛ばす、言葉」 「よろこんで」に至ってはもはや暴力だ。そんな風に言葉を使っていたらおかしくなるんじゃないの。「喜ぶ」は感情じゃないのかい。躍動じゃないのかい。溢れ出るもんじゃないのかい。それがデフォルト(標準設定)になって、一斎に連呼される異様さ。思ってないことを言うのに慣れすぎると、心は段々荒ぶ。アンコールで思わずコッパズカシイことを言ってしまった。メンバーに。でもみんなウルっときたと言っていたから、しめしめ。ほんとだよ、素直な気持ち。俺は三人以外とバンドはできない。ありがとうね。 長崎皿うどん 高松 釜玉 時事ネタ 徳田毅 ビル・ゲイツ然り、スティーブ・ジョブズ然り。それが資本主義の凄いところであり、俺たちが今生きてる世界だ。 この日記を誰が読むのか甚だ疑問だけど、一応わからない人がいるかもしれないから整理しておく。 自分の思い込みと曲解が含まれるので大人の方、訂正があったらビシバシとお願いします。 国会内で鼾を掻いていたり野次や怒号が飛び交ってるあの学級崩壊的な風景はまさに法律が生まれようとする瞬間なのだ。 アメリカはもっと露骨に州によって法律が違う。宗教にとっても近い。簡単に言えば東京でやっていいことが、埼玉では捕まるのだ。今が結果だ 鳩山由紀夫 マニフェストの実行率 ただアホだった 合わないとこは合わないんだよ。許すしかないんだよ。 でも僕等は期待せずに生きずにはいられない。人間だから。わかってもらえた時の喜びを知っているから。明日を生きなきゃいけないんだ。馴れ合いと紙一重 チェロキー チャットのあっこ 焼き餅 思考フェイント ループ 愛すれば愛するほど、嫌いになる気持ち、憎しみも増幅する。 自分は何かと没頭しやすい、中毒に陥りやすい性質 一時が万事で気持ちの切り替えが下手 医者はどこかで人間的な感覚を滅することが必要だと思う。人間の内臓を捏ねくり回しながら、プラモデルでも組み立てるような冷静さが必要なんだ。享子こうこ この厄介なハートは母に貰ったんだろう。僕はこの人から遺伝子の半分を貰った。 新鮮な驚き 父の名は昇 僕の労働はゼロだった 何も産まずに、何かを消費する。懐疑的な印象 何故皆前世も日本人? 世界地図の端っこの島国 輪廻があるならば、何故都合良く僕らばっかり食物連鎖の頂点に立つ人間にしかも二回連続でなれるのだ。 画策かくさく 超スーパー当たりクジ ブーイングの嵐。割り込み過ぎである。一人でも「貴方の前世はミミズでした。そして来世は蛾です。まぁ生まれて2秒で喰われて死にますけどね。ほほほっ。以上」なんてことを言ってくれる占い師がいれば僕は信用する。よっぽど説得力がある。じゃあこの一回の命をやり切るしかないと強く思える。 僕達は信じたいものを信じる。好きな人、気になる人には共通点を探す。相性の良さに喜び、「運名の糸」を自分と相手との間に勝手に結ぶ。それはただの「運名の意図」。上手いことを言ってみる。 「よくどんな人が好き?」なんて質問があるけど、あれもよくわからない。僕は毎回特にない、と答える。だってわからないから、そんなこと。好きな人が出来れば幾らでもその人の好きな所を言える。そういう順番だ。料理が上手い、笑顔が可愛い、面倒見がいいetc.。僕が嫌なのは、そういった力や能力がこうも画一化かくいつかされ、人間の理解の中に収められること。それに強い抵抗がある。そんなものじゃないでしょ。そんなものじゃないよ。「同じアホなら、踊らにゃ損々」「えーらやっちゃえーらやっちゃよいよいよいよい」「やっとさーやっとやっと」阿波踊りの演奏 眉山びざん 徳島ラーメン 秋田は駅近くでも無人の商店街 全部ひと昔前の幻想の排泄物だ。うちらがそのうんこを処理する。 世界の人口は2050年までに90億人になる。 後の世代へ後回し後回し 将来を悲観して子供なんか作れない、そういう声に根本的に答えてない。 平等なんてとっくにないんです。『法の下の平等』ってのは、不平等な世界に生きることを平等にみんな許された、というだけの話だと俺は思う。 素敵なライブ終わりの、興奮冷めやらぬ時間に俺は何を言っているんだろう。興奮が違うほうに向いちゃった。やれやれ。 ロシアのウクライナへの軍事介入が取り沙汰されている 琉球やアイヌといった民族の間には軋轢があったものの、本州では同じ民族で争った。同じ学校内の番長争いだ。『オーダーメイド』世界から隔離された時 音楽家というより、研究家の期間。一番永遠の中で生きてた。『イマジン』はマクロから、『オーダーメイド』はミクロから同じことを言っているんだと。でも日本では毎日100人近く自殺しているんだ。 『みんなの死に方』早回しの命 なんで産むんだよ、死ななきゃいけないじゃないか 後悔は先に立てられる。人間には想像する力がある。イマジネーションがある。 そんなやり方せずに大事にできるのが一番いいんだけど、俺はどうも忘れちゃう人なんだ。 死に方とは、最期に表現できるメッセージなんだと思う。 養老孟司「自分は死ぬならガンで死にたい」ガンというのは死ぬ期限を大体において決めてくれる。最期の準備ができる。 死というのが通常 宇宙の歴史が138億年くらいだっけ?地球が生まれて46億年。 その他にどんな感情がブレンドされるかわからない トイレのピエタ 携帯電話 戦後日本の経済成長期、洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビが三種の神器と言われたらしい。児玉奈央ちーがーうーよー ユーミンの『ベルベットイースター』 ふふっ、いいだろ。''ザ・休み''という休み。 この言葉の一番の胡散臭さは、「地球のため」、「周りのため」という大義名分を隠れ蓑にしているけど結局全部「自分のため」であること 新たに巨大な粗大ゴミを生み出す 整合性 理を求めて買ったつもりが、理が崩壊してることに気付いていない。 語弊を恐れず言えば生きるということは汚すことだ。 スティーブ・ジョブズは神のように崇められている。なぜか。彼は自分の欲に誰よりも執着したからだ。マリオネット 大きなシダ ナッシュビル 「せーの」で皆んなで死ねたらいいのに テネシー 想像するだけでゾッとするが、当時の僕はわざわざ学校まで会いに来たロッキーが可愛く思えたし、嬉しかった。 ヒスパニック ネイティヴ・アメリカンから奪った土地だ サンクスビギニング感謝祭 茹でたての卵みたいにツルツルの脳をした日本人 俺色スカイ ウォシュレット 揶揄 マックス派 便意リズムに僕は激しく抗議する ドライな関係 体のいいカンチョウ コトリフィルム 味噌汁’s 五重塔 春一番 血の繋がりが最小で最濃の結びつき 僕は優しさに憧れる 基本的に人は独善的だ。だから奇跡みたいなことなの。 昭和の親父の生き残り 何かと破天荒な人柄 堆積たいせき 誰からも好かれるような人になるな。どれだけ嫌われてもいいから大事な人を大事にしろ。言いたいことを言え。やりたいことをやれ。中途半端にするな。バカで終わるな。知りたければとことん終え。追求しろ。勉強しろ。正しさを疑え。掴んだら離すな。掴んだら離すな。 てっきりヤクザもんかろくでもないジャズピアニストをずっと続けるんだと思った 彼と社会の接着剤に母親はなったのだ 烏山の商店街 歌子 サプライズ カリスマ性 呆気なくオレオレ詐欺の被害にあった 性善説を理屈じゃなくて本能で体現する人だ そんな負の連鎖は彼女のところで終わるのだ 僕のおじいちゃんは東大を出て、東京芸大の教授をしていた。今やすっかり世の中に浸透したポップなヨガとは全く異なるもの 三点倒立 蒔いた種 会心の一撃 「違う」ということが「Gift」なんだ 就職するならエロだよ。 止まらない欲望は次々に過激な企画を生み出す 21世紀美術館 セレブレーション祝い事 僕は基本的に両利きと呼ばれる人種 箸は右、スポーツは左。 「服にまったく頓着がない」というのは、周りへの想いやりがないことのように思う。 YUI 東京の街に手伝ってもらっても響かないようなら、それはあんまりいい音楽じゃないよ。 世界中の片っぽになった靴下 とってもモテる男が、結局幸せにならずに終わっていく話 女の人が男に求める姿が如実にわかる。AVの逆だ。メンタルの上で。袴田事件 真犯人さん。今あなたは何をしていますか。生きていますか。生きているならば、笑ってますか。泣いてますか。幸せですか。 レズビアン的に女性を愛する 永積崇ながづみたかし メンタルインポ ほんとに愛するということは性別じゃないと思いたい。今愛する人が、仮に男だったとしても迷うことなく愛する人で僕はいたい。そういう確かさを信じたい。 その入り口があのxとyだったんだと思う。あの時の体験をバネに、それから俺は勉強をしていった。 「パカン」体験 箱があるからはみ出れる モヤッとさせやがって 独白 シュプレヒコール 智史が代わりに泣いてくれた CHARA スワロウテイル 演技をしない人間なんていない。でも芝居はしたことはない。 トイレのピエタ 杉咲花 余談だけど即興芝居のことをエチュードと言うのね。 これは音楽のジャムセッションに近いなと思った 日吉の駅前のマック 不死の薬ができてしまったら医者は廃業するし、死人がいなくなれば葬儀屋も潰れる。誰かの不幸で成り立つ幸福もたくさんあるのだ。 昼はスープカレー 支笏湖の温泉地 旅館で朝起きて、眠い身体と頭をあつーい温泉のお湯につけて一気に覚ますあの感じが至福なのだ。 子供は素直に狂っている。今も昔も変わらない。 親富孝どおり 葛根湯 チャットモンチー 琴線に触れるかどうか カメラのないところであの高校球児みたいにみんな青春のすべてをかけたものとの別れに涙を流して終わりを迎える 見返してやる。そんな漫画みたいな台詞を大真面目に思ったのはこの時くらいかも。 Tummy 途中一人でもサボってたら僕はいない。数字で表せないくらいの人類がそこにいるのだ。僕がもしここで子供を産まずに死んだら、その40億年辿って僕のところにやってきた鎖は切れる。 僕一人の命なんて無価値だ 柚子胡椒 紫蘇の葉 松坂牛 比内地鶏 祐天寺 今日までの世界を脱ぐのだ 『アデル、ブルーは熱い色』『わたしはロランス』 ストレートに性的に、容姿、性格、そこに友情があったり、母性を求めたり。そしてもうひとつ、前にも書いたように僕の中の女性の部分が同性愛的に、レズビアン的にその人を好きになる、という部分がある。これは心あたりがある人はどのくらいいるのだろう。周りの人に話してもほとんどの人がキョトンとする。 藤くん チャマさん CHARAラブラドール ハモるって気持ちいいなぁ 色んな名曲が頭に入ってる 色んな引き出し 嫌いになったことがないなんて、ほんとに好きじゃないよ。僕は大っ嫌いになる時がある音楽が。だって大好きだから。小さな復讐 三月のライオン 近親相姦 スウィート・ノーベンバー デビッド・フィンチャー 息もできない ある子供 ぼくらの七日間戦争 大竹しのぶさんとのデュエット 岡林信康チューリップのアップリケ 歌詞を書く時間とはワープだ。ちゃんとワープしないと。下手に足がまだこの世界に残っているとロクなものは生まれない。 本来のrecord、''記録する''という意味が一番近いかも。今を記録する。その目的が一番でかい。 もはや定型文と化している 構図はいじめと一緒 二人だけの楔 あの記憶に勝るイメージは残っていない。あぁ、すごかった。ありがとう。 酸辣湯スーラータン 謝謝 辛さは味覚じゃなく痛覚 自分のことが知りたければ誰かと話せ。内側から見た自分の国なんて結局は内輪モメだ。その感情、言葉が君だ。鏡だ。 南アフリカヨハネスブルグ 新潟へぎそば ネルソン・マンデラ 大英博物館 1997香港イギリスから返還 タカ 上原ひろみ シンガポール料理 華僑がメインだけあってベースが中華 定番料理のペーパーチキン 自分が演奏し易い音をミックスしてモニターから出してもらう。 大きな音に身を任せて、自分の身体が、心がどんな動きをするか。それが踊る楽しみ。ビートによって、空気によって、その時のテンションによって違う。違うに決まってる。人間は常に変わり続けるその間の一瞬だから。だからそのほぼ画一的な踊りを四方で目撃すると、酔っ払って気持ちのいい音を聴いてたはずが急に、完全に白けてしまう時がある。「踊ってるようで、踊ってない人」ばかりだと。この前書いたセックスの話に通じる。なにかの教科書があって僕らは生きがち。この時代、教科書から外れることのほうが難しい。溢れすぎてる。無数に、ジャンル別に。でも本来、血、根っこから生まれるものでしょ。『踊る』という行為は「そうせずにはいられないもの」なはずだよ。 あなたはたった一人の存在じゃないのか。あなたが生きる今日はあなただけのものじゃないのか。ならば、あなただけの踊りがあるはず。あなただけの言葉があるはず。かっこよくなくていいでしょ。「かっこいい」なんてもの自体、既にもう有るもの。なんだかわからなくていいでしょ。
Posted by ブクログ
RADWIMPSというバンドは5~6年前、大学生の頃に知ってよく聞いていました。
最近はめっきり聞かなくなりましたがw
2014年の半年のツアーを日記で綴った内容ですが、重要なのはそこではなく、著者の政治や社会、はたまたセックスについてなど独自の考えが述べられていることです。
売れている、万人に響く歌詞が書ける人、というのはかなり客観的に、高い視点で物事を見ているんだなと感じました。
身の回りに起きた小さな出来事も、社会から見たらどんな見え方をするだろう、という考えが自然とできている。
高い視点で物事を見れる=抽象的に物事を考えられる=多くの人に受け入れられるものがつくれる
という流れです。
売れている人の脳の中はどんなことを考えているのか、知りたい人はぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
とても読みやすかった。
結構な分量があったけど、あっという間に読み終わった。
自分が参加したツアーに合わせて書かれていたのもひきこまれたポイントかな。
RADWIMPSの曲は本当に独自の世界観ですごいなと思っていたから、洋次郎さんの頭の中を覗けたみたいで嬉しかった。
読み終わって、やっぱりひとりぼっちな人だと思ったけれど、自分もそうだから、同じ人間なんだと思ってなんだか安心した。
Posted by ブクログ
きのこ帝国
シドとナンシー p92
「今日までの世界を脱ぐのだ」p302
僕がもし結婚するとしたら、それは「一緒にいて幸せになれる人」じゃない。「一緒に不幸にもなれる人」だと思う。p386
はっぴいえんど「風をあつめて」p408
Posted by ブクログ
ロックバンド「RADWIMPS」のヴォーカル&ギターであり、全楽曲の作詞作曲を担当する野田洋次郎。その人生、音楽への想いが凝縮された、2014年2月から7月までの半年間の記録。
面倒くさい感じだったり,そうそう!!って感じだったり,よく分からん!?