【感想・ネタバレ】会社人間だった父と偽装請負だった僕のレビュー

あらすじ

ある事件をきっかけに会社人間だった父親の人生を追い始めた著者。その過程で見えてきたのは、家族までを抱え込むことで社員に忠誠心を植え付けてきた日本企業と、会社のために身を削って働く父の姿。会社に忠誠を尽くせば一生安泰。そんな時代が終わって十数年。今、会社は利益のために人を平気で切り捨てるようになった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の自伝。
戦後日本を支えた会社人間だった父と、敷かれたレールを嫌っていたら、いつの間にかレールそのものが消えていたという著者。
著者がニッポン株式会社と表現する社会については、私は全くもって未経験の世界。そんな時代もあったのだな……と。
それよりも、著者がトラック運転手をしていたときの話が衝撃です。
なんとなくその業界の状況は想像していたものの、ここまでなのかと。そして、これからどうなるのかと不安に駆られます。

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2018年03月03日

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