【感想・ネタバレ】家政婦は名探偵のレビュー

あらすじ

ウィザースプーン警部補は医師の死体を前に困りはてていた。名刑事として認められつつある彼だが、無類の好人物ではあるものの、実は捜査の才能は皆無なのだ。警部補の立てた手柄はすべて、屋敷を取り仕切る家政婦ジェフリーズ夫人が先に真相を解明したうえで行う、さりげない誘導のたまものだった。今回の開業医殺害事件でも、苦戦する主を見かねた真の名探偵ジェフリーズ夫人と、屋敷で働く使用人一同からなる探偵団が、解決目指して警部補には内緒で動きだす。ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にした、明るく楽しいミステリ・シリーズ第1弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第一作。

善人だけど才能無しな警部補の為に、彼の使用人達が事件の情報を集めて手助けするお話。

一作目からもう既に事件解決の実績ありだったのね。ジェフリーズ夫人の才能がすごい。

警部補のダメさが凄いけど、使用人への態度や夫人との会話で分かる支えられるリーダー感。
でも階級故の発言には引く…笑。

一発目が犯人の自決エンドとは思わなかった。
被害者のクソっぷりが凄くて変に同情心を持たずに読めたのは楽かも。

クルックシャンク夫人が煙たがられてるのほんと笑う。

0
2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで読んだ中では、わりと清潔感のあるヴィクトリア朝が舞台のお話(笑・同じヴィクトリア朝ものでも結構リアルに不潔感漂う描写が書かれてるのを読んでたので。
使用人探偵団のわちゃわちゃ具合とウィザースプーン警部補のいいご主人加減がなんともいえずかわいらしい。
謎解きよりもそっち主軸かなぁ。

0
2016年10月28日

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