感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
これまで友達にも恋人にも夫にも相談できなかったような事柄が、
お姉さまたちの対談を聞きながら、いっきに解決。人生経験や学術的な裏付けのある断定なので、心強いことこの上ない。
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〇組織は必ず腐る。そこに帰属する人たちのお得と存続が真の目的になっていくから。
〇社員による内部改革はまず無理。組織温存に血道を上げがち。
〇組織の自己防衛。図体が大きく、止まろうにも止まれない。慣性。
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〇「人間は抑圧し抜くと、抑圧に慣れる生きものだ」
〇東大話法ーあの情報の薄さの割の物言いの説得力
〇セクシィ・ギャルの大研究
〇やってみたら大したことない。会社の仕事も、女のひとり寿司も、どうってことない。なんてことないものを、幻想で守って、ずっと男女の差をつけていた。
やってみたらどうってことないじゃん、やらせてみろよ、と。
〇ファッションって、自分のイメージを作り上げ、自分の魅力を自ら発掘して輝かせるもの。
〇向上:
not 目的たっせのためのスキル向上、効率向上
but 人間の質として、より思慮深くなり、自分の体験に即した強い言語を持ち、全人格的に成熟する
死ぬまでにもっと世界を見てみたいという”向上心”
〇ママが不幸せじゃなければ大丈夫
ママが不幸だと、男の子は、ママを幸せにする責任を凄く早くから背負ってしまう。
〇去勢された状態;社会における自分の位置取りを学習し、分(ぶん)を知らされる、ということ(大人には必要な状態)
〇読むべき「モア・リポート」性の実態
〇マスターベーションの回数は、過少申告の傾向。(過大に申告してお得なことな何もない
〇性交頻度とマスタベーションの頻度とは相関する。
〇獣フェミニスト集団FROG
〇女の暴力:
女の依存性がイデオロギー化「私を丸ごと受け止めて」
〇ロマンティックラブの妄想ー異性間での自我の全面譲渡を神話化したもの
〇韓流ー安心がほしい、絶対の安心、絶対の受容。現実には、そこそこの信頼、そこそこの安心でいい。(親であっても)
ー女の性は男のためにあるもので、自家消費しちゃいか、ということになっていた。)
ー自分の性欲は男のためにある、という刷り込み。男によって選ばれ、男によって快感を得るということが、どこまでも内面化している。
-選ばれることに自分の全存在をかけているから、Noと言われると全存在を否定されたと感じる。
★ムラムラ、ドキドキ、ワクワク、というのは相手に予測できない部分があってこそ生じるもの。だから、慣れ親しんだ肉体より、そうじゃない未知の肉体にムラムラするのは当然。
〇”快楽とは受動的なものである”
性欲の主体より、客体になる方がよい
快楽は、自分の統制から放たれたところに到達する忘我
自分でくすぐるより、くすぐられるほうが感じる(予測誤差)
〇たかがセックス。ごはんと同じ。断られたら、OK、でよい。
〇夫で気持ちよくなければ、他流試合をしろ。
〇マスターベーション=光合成、自家発電
〇性欲の中に物語性が学習される。加齢とともに、物語性が欠落していく。残るのは純粋性欲、マスターベーションだけではないか(上野仮説)
〇ドンファン回顧録「記憶に残るベストセックスは、本当に愛し合った相手と、互いに許しあったセックスをしたとき」
〇欧米:対等なセックス
日本:男女差、権力支配ファンタジー?
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〇女たちは気楽に楽しく生きる。
〇応援団をつくる。自分が言うことに、同意、共感してくれる人。
〇加齢とともに、恋愛と性に、遊戯性が中心になっていく。(=目的がない)
恋愛は予測誤差の集まり。おもしろくて仕方ない。
予測誤差=「対人性」という要素。最後の秘境は他人。
〇非対称性(相手と自分が違う)は、鮎のハラワタくらい美味。
〇男の足枷は覇権主義。アウェイの理解不能集団、敵視される場、およびでないところで生き抜く術が必要。外国、被災地。
〇濃密な、生きててよかったと感じる時間が、私にはほしい。