あらすじ
東北地方の旧家・鹿目家の一人娘、鹿目沙弥子は、未来の夫選びの真っ最中。分家の長男・弦木惣介と政治家の息子・安齋景吾。二人のうちどちらかを選ばなければならないのだが、沙弥子の気持ちは世話係の弦木貴臣に。すでに貴臣と結ばれているのに、婿候補の二人のアプローに沙弥子は翻弄される。そしていよいよ婿選び決定の日、沙弥子の下した判断は…
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収まるところに
中途半端な終わり方をしていた一巻との上下巻のくくりということで、楽しみにしていましたが……またこれは激しい。前作をはるかに上回る濡れ場の怪しさと、これはこれで男性向けっぽさを窺わせる描写の濃さ。
兄たちの悪役感の強まりには口をあんぐりと開けたまま見入ってしまいました。三人の男の間で揺れる沙弥子。貴臣の懊悩。
期待してみるのは、損じゃないかと。