【感想・ネタバレ】上海にてのレビュー

あらすじ

1945年3月。東京大空襲の後、日本の敗色濃いにもかかわらず、上海に渡った青年がいた。堀田善衛、27歳。彼はこの国際都市で祖国の敗戦を経験する。国民党に徴用されて、その後1年ほどを上海で過ごした彼が見たものとは――。国民党の腐敗、勃興する共産党。迫り来る内戦、そして革命。本書は10年後に上海を再訪した著者が透徹した視座で上海と中国とを語る、紀行エッセイの歴史的名作である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに
上海にて
惨勝・解放・基本建設
解説ー大江健三郎

1959/7筑摩書房より単行本刊行
1969/11筑摩業書版再刊
1995/11ちくま学芸文庫刊行
2008/10/25集英社文庫第1刷
2020/1/15第4刷

堀田善衛1918(大正7)-1998
1945/3上海赴任、1946/12末帰任
1957に上海再訪した際、赴任時代の記憶や
現在思うことなど記したエッセイ。
戦後混乱期の歴史資料でもある。

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2025年05月10日

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