あらすじ
1945年の「敗戦」を認められない日本人は、戦後日本という欺瞞の構造をいつまで放置し続けるのか――。原発、基地問題から安倍政権の本質まで、独立なき「永続敗戦」の現実を直視する日欧の論客が語りあう。
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Posted by ブクログ
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏については、ヨーロッパ目線の日本通ということで彼の本を数冊読んで知っていましたが、白井聡氏についてははずかしながらこの本のことを知るまで知りませんでした(涙)。
この二人には戦後日本についての歴史認識に共通する部分もありこの対話本になったのでしょう。
久しぶりに質の高い歴史認識に基づく対話を楽しむことができました。
内容は以下のとおりです。
第1章 日本はふたたび戦争に踏み出すのか
第2章 敗戦国の空虚な70年
第3章 右傾化する日本人
第4章 新自由主義が支配する世界
第5章 終わらない「敗戦」を乗り越えるために
でした。
ところでお二人の会話の中で共通していたのは安倍首相の脳ミソのことでした(笑)。
ということで、第5章の件については、一刻も早く安倍ちゃん内閣が退陣するのがポイントでるという認識で一致していました(笑)。