あらすじ
時は大正。優秀な成績で消防学校を卒業した松岡仁が希望した配属先は、超個性派ぞろいの消防署だった。新人火消しとして日々奮闘する松岡だが、麗しきマドンナ登場で、心は千々に乱れ・・・。
舞台は現代から過去へ、そしてまた現代へ。超絶技巧派作家・草間さかえが3年をかけて執筆した、大正ロマンあふれる火消しと恋の物語。
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Posted by ブクログ
構成要素に目新しさはなく、深みはないが、1冊完結の物語で、恋愛や、種明かし、人間関係をバランス良く組み合わせているし、舞台設定が巧み。
著者の絵柄が好みなので、大正時代の消防士の服装や、街並みの雰囲気も楽しめた。
著者の描く、着物姿の「爺」がめちゃくちゃ好みなので、江戸~明治時代を舞台にした作品が読みたいなあ。
Posted by ブクログ
大正時代の火消し達の物語。すごく、すごく素敵なのにもったいない!単行本一冊分に無理やり収めた感じ。もっと何巻もかけてじっくり読みたかったなあ。
大正時代の消防署
大正時代の消防署と言うかなりマニアックな題材です。
ポンプを運搬するための馬が消防署にいたりするのが面白かったです。
関東大震災が起きてるのにのんびりしているなとは思いましたが。